無惨の妹となった子の話

ﾑｻﾞﾝ視点

なにかの縁のように感じ

興味本位で寄っただけだった

檻の様な処に閉じ込められている奴は

どうやら病に犯され

もうすぐ死にそうな様子だった

初めはどうでもよかったが

よく見ると私が人間の頃と似ており 私の姿と重なり助けてやろうと考えた

奴は私を天使と呼んだ

もっと興味が出て奴を鬼にし私の傍に置こうと思い

私は縁を感じた上私と似ていたので 妹として傍に置くことにした

通常視点

目を覚ますと目の前にお兄様がいた

ｼｭﾝｯ

ｼｭﾝｯ

↓無紅の血鬼術↓

壱~参まで 壱_憎悪の薔薇 棘のすごい茎で相手を深い傷つけると 内部からものすごい毒が回り破裂する。傷が浅ければ少し死にそうになるぐらい。 弐_悲劇の牡丹一花(ﾋｹﾞｷﾉﾎﾞﾀﾝｲﾁｹﾞ) 上から花弁が舞い、その花弁の匂いを嗅ぐと気を失ったり最悪の場合肺が壊死し死ぬ 参_祝福の花車 辺りに花車(ｶﾞｰﾍﾞﾗ)が咲き、安らかに眠ることが出来る。安らかに殺すこともできる。ただ殺すとなると最悪自身が死ぬことになる