TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

没収中だけどなぜか警備が甘い母親

これは、やるしかない☆

フラグたてましたね、ごめんなさい()

いや没収中だからってフェルさんだけにリードを持たせるのは、ちょっとあれかなって

だから私も頑張るぞい!!

「まぐれ」

しんぺい神

ねぇねぇ

姫川

?はい

しんぺい神

付き合お

姫川

???????

序盤から脳内破裂しそうです

同時にコーヒー吹きそうになった((

姫川

いや、ふざけないでくださいよぉ…

しんぺい神

えーまぁ冗談なんだけどぉ…

しんぺい神

姫ちゃんのその反応面白いからスキー

姫川

ひとで遊ばないでくださいな…

エーミール

みなさん!

ドタドタと音を立てて入ってきたエミさん

トントン

ん、どした

ひとらんらん

落ち着いてよ?

エーミール

解析班による怪盗の次の目標がわかりました!

姫川

え、ほんと!?

コネシマ

解析班すげぇな、プロか!?

トントン

有能〜

エーミール

はい!

エーミール

場所は……

エーミール

アルバート公爵令嬢の“人魚の涙”が狙いでしょう…

エミさんの出した紙に豪華な家と人魚の涙?の写真があった

トントン

はえー豪華なとこ住んでんの

シャオロン

んー?みんな何見てんの?

姫川

あ、今きましたねこれですよ

事件の紙を指差すとシャオロンさんは一瞬で駆けつけた

コネシマ

おぉ、早!?

シャオロン

まじ!?事件!!?嬉しいなー俺絶対行くからな!!!!

ショッピ君

はいはいうるさいっスよ

いつの間にか現れた彼はシャオロンさんの肩を負傷してない手で叩く

姫川

あ、ショッピ君

ショッピ君

ちっす

そういうと自分も紙を覗き込む

ショッピ君

これ、この前話してた怪盗のやつじゃないですか!

ショッピ君

俺行かせてください

トントンさんを見つめそういった

トントン

でもなぁ、お前腕負傷してるんよ?

トントン

そんな体で行かれても、心配かけるだけやで?

トントンさんはわざと“足手まとい”みたいな言い方をした

ショッピ君

ッ……それでも、俺行きたいんです

ショッピ君

絶対、捕まえるんすよ……

コネシマ

…………連れて行ってもええんちゃう?

コネシマ

なんかあれば俺が迎えに行ったるよ

ショッピ君

コネシマさんだけは一番嫌です

コネシマ

おい!今フォローしただろ!?ww

シャオロン

先輩ぼろくそやんw

姫川

まぁ、いいんじゃないかな……

トントン

…よし、無理はするなよ

と、ショッピ君の頭をわしゃわしゃと掻き回した

ショッピ君

ありがとうございます!

ひとらんらん

とりあえず事件が起きそうってことは警備に当たるんだよね、僕ら

エーミール

そう、なりますよね

しんぺい神

んじゃ僕は近くに基地みたいなの作って

しんぺい神

怪我人出たら活動するね

トントン

んじゃ振り分けをしよう

トントン

まず正門はコネシマとシャオロン

トントン

左側を俺

トントン

右側をショッピ君

トントン

後ろに、ひとらんと姫川

トントン

これでいいな

一同)はい!!

トントン

んじゃ決行だ!!!

もうすぐ深夜0時を上回る時

それまで何にもなかったのに

針が12時を指すと事件は始まった

姫川

なかの警備は公爵様の警備員がいるので安心ですね

ひとらんらん

単純だなぁ…相手は怪盗だよ?

ひとらんらん

何をするかわからないんだ

姫川

です、よね…

事件をみんなで解決するのは楽しい

ただ、一緒に捜査してると私の“出来損ない”が目立ってしまう

親に批判され、同僚からも批判されて、やっと手に入れた

大事な仲間なんだ

そんな仲間をもう失いたくない

ひとらんらん

どうしたの?リラックスリラックス

姫川

は、はい…

針が12時を指した

と、同時に後ろの家の電気が消えるのがわかった

姫川

!?

ひとらんらん

ひぇっ…!?

姫川

え、驚きより怖がってません??

ひとらんらん

う、うるさいよ!

ひとらんらん

それより、中にいるのか、フェイクなのか……

トントン

『怪盗らしき人を見つけた。

トントン

しかし逃げられた、至急警察網を広く取れ!』

ひとらんらん

よし、行こっか

ひとらんらん

って姫川さん???

ひとらんらん

あれ、どこ行ったの……?

ショッピ君

………

左右の警備をしっかり行う

なかの電気が消え、みんなが焦っているはずだ

だからこそ俺がしっかりしなきゃ……

ショッピ君

…………

パリーン

と窓が割れる音がした

???

……?

振り向くと怪盗らしき人物と目があった

ショッピ君

おい、待て!!!

その人物はこっちを物珍しそうに見て小声で何かをつぶやいた

ショッピ君

くそ、インカム持ちか…

多分あれはインカムで仲間に報告しているのだろう

俺が止めなくちゃ

???

……帰るか

なんとか聞き取れたワードは“帰る”だった

ショッピ君

いかせるか…!

猛スピードに走り男に近づく

しかし華麗にかわされ

次に首に衝撃が走る

???

ちょっと寝ててな!

最後に聞こえた言葉だった

姫川

………

いつの間にか走っていた

トントンさんの報告を受けたから

自分は

代々警察一家であるのに出来底ない所長令嬢

今まで批判され続け、言われてた言葉が槍となり自分に突き刺さってた

でも変わったんだ、みんなにあって

だからこそ、私は頑張りたい…

もう周りから、批判されたくない、そのために頑張るんだ…

姫川

もし、右にいるトントンさんをかわしてきたのなら

姫川

もし、人がたくさんいる地上を恐れたら

私は上を見つめた

すると窓からこちらを見つめる怪しげな彼女と目があった

???

姫川

!?

彼女は少し焦るような顔をしてこちらを見た

しかしすぐ隣のビルに飛び移るなり、消えて行った

姫川

私の、推理が当たった…?

「当たるわけないだろ」

「出来底のない令嬢、金ばかりをもぎ取って」

「おかしいな、娘さんなのに才能ばかり欠けていって」

「お兄さんは、あんなに素晴らしかったのに」

姫川

………まぐれか

私はそこで立ち尽くしていた

彼女はきっと才能に恵まれているのだろう

だって今まで何人と撒いていったのだから

私は、そんな彼女になりたかった

でも、怪盗っていうなら話は別だ

彼女達を捕まえるために、私がいる

そう、思われなきゃ

そのためには、必ず捕まえなきゃ

この作品はいかがでしたか?

267

コメント

2

ユーザー

最近姫川ちゃんの才能のなさをどうやって表現しようかマヨってる

ユーザー

ニュース速報使い忘れた……フェルさんのとこで見てってください() 没収のはずなのに警備甘くね!?w(フラグ) フェルさんばかり押し付けてほんと申し訳ありません() フェルたんのやつ見てめっちゃ面白かったですわ!!!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚