前回の続き
医師
余命は、
半年です。
母
え!?嘘ですよね!?
結花
結花
えっ……
医師
嘘では、ありません。
母
結花…
母
なんか、もうちょっと治す方法とか、余命を長くできるとかないんですか!?
医師
結花さんが、長く生きるため、専用の点滴を打ちますが、それは余命を短くしないものですので、
医師
残念ですが、ありません。
母
学校なんか、友達なんか…作らせなきゃよかった…
母
そしたら私と一緒で、
母
旅行行けたし…行きたいとこ、
母
もっとあったのに!
結花
お母さん…
結花
私、莉子ちゃんと星来に連絡してくる。
母
あ、そう…
医師
お母様。
医師
結花さんの為にも
医師
苦しい思いもさせないよう、副作用で頑張ります。
医師
月に一回旅行やお出かけを良しとするので、
医師
それ以外は
ずっと入院してもらいます。
母
うっ……(´;ω;`)
医師
学校の授業も、ナシとするか、この病院の専用学校に通うかです。
母
全部、授業なんてなしにしてくだ…
医師
ですが、
医師
これは、結花さんが決めることです。
母
はい…
結花
連絡してきた…
結花
3時くらいに来るそう。
母
そう…
母
なら、出すお菓子とかお礼を買ってくるわね。
母
行ってくるわ
母
先生や医療の方といてね。
結花
え?うん…
結花
(まあね、私が泣かない理由は)
結花
(こうなると分かってたから)
結花
(もう辛い病院に通わなくていいなら死んだほうが…)
絶対いい
医師
結花さん。
結花
はい?
医師
これから入院してもらいます。
医師
ですが、勉強したいと思うので、学校の授業をなしにして、病院の専用学校にて授業をしてもらいますが、
医師
よろしいですか?
結花
え…
結花
結花
私、莉子ちゃんと星来と授業したいんです。
結花
なので、嫌です。
結花
死んでもいいので、行かせてください!
医師
ですが!
結花
二人は、私の宝物なんです。
結花
初めてできた友達なんです。
結花
そう簡単に離しません。
医師
ならこれを。
結花
病院専用学校授業の入館証?
医師
はい。
医師
結花さんの余命は半年しかないので、
医師
できる限りしてあげたいんです。
医師
そのお友達の子がいいよと言ったらいいですよ。
結花
え!ありがとうございます!ありがとうございます!
医師
いいえ。
医師
あとは、毎日3時間ごとに30分の検査があります。
医師
なので、授業中も抜けてもらいます。
結花
はい!
結花
二人と入れるなら全然大丈夫!
莉子
倒れたって聞いたけど、大丈夫!?
星来
体調とかは!?変わりない!?
結花
うん!全然大丈夫!
医師
結花さん。
結花
はい。
結花
あのね、二人共
莉子
ん?
星来
どうした?
結花
私あと、余命宣告されて
結花
半年しか生きられないんだ…
結花
そして、病院の専用学校にいくの
莉子
え…?
星来
嘘だろ、?
莉子
やだよ!
莉子
もっと生きてほしいよ!
星来
おじいちゃんおばあちゃんになっても一緒にいきたかったのに!
莉子
旅行だって…遊びだって
莉子
まだまだしてないよ!
莉子
病院の専用学校にいくなら
莉子
これでおわかれ…
結花
これでお別れじゃないよ!
結花
入院して、病院の専用学校に通うけど、莉子ちゃんたちがいいなら!
結花
お医者さんに
結花
いいって言われたの!
莉子
結花…
莉子
そんなこと…
結花
え…?
莉子
いいにぎまっでるじゃん!
星来
残りの半年も一緒に過ごすよ!
莉子
いつでも一緒にいようね!
結花
うん!
医師
では、手続きをするのでこちらへ
医師
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
医師
普通の学校よりは校則?が甘いですが、
医師
こちらのことを守るのなら
医師
いいですよ
莉子
はい!
星来
校則を破るような真似はしません!
医師
はい。契約しました…
母
そうはさせないわよ!
医師
お母様!?
結花
お母さん!?
莉子
こんにちは
星来
こんにちは
母
結花は私と一緒にいるんだから…
母
あんたたちには…
通わせないわよ!
結花
!?
面白くなかったらすみません!
「お知らせです!」見たらわかるとおり
♥制なので、余命宣告〜君がくれた宝物〜第4話は、
♥が350いったら書きます!
りーたんの受験との関係で、
お父さんに取られてるので、
もし、行ったとしても遅くなりますがよろしくお願いします!