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ミニョ
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うさぎとこうもり。🐰🦇
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第二十一話
『お祝い・後編』
START
慎太郎
店に入るなり、慎太郎がものすごい勢いでトングを握りしめ、網の上に肉を並べ始めた
カルビにタン、ハラミが煙を上げて一気に焼き上がっていく
樹
ジェシー
先輩たちは相変わらずの騒がしさで、ジェシー先輩と樹先輩がさっそく肉の奪い合いを始めている
髙地
髙地
そう言って自分の皿からナムルを分けてくれるのは、面倒見の良い髙地先輩だ
北斗
北斗
髙地
髙地
髙地先輩が不敵に笑ってウインクする
その優しさにホッとしたのも束の間、隣の席からの視線に気づいた
俺の隣に座っている京本先輩が、じーっと俺の横顔を見つめている
そして、箸で一番ちょうどいい焼き加減になったタンを一枚持ち上げると、それを俺の口元へとそっと運んできた
大我
大我
北斗
不意打ちの『あーん』に、俺は完全にフリーズする
大我
先輩は少しだけ上目遣いで、恥ずかしさを誤魔化すようにぶっきらぼうに言う
でも、その耳元がほんのり赤くなっているのが分かって、俺の心臓は一気に跳ね上がった
先輩が焼いてくれたお肉を断れるわけがなくて、俺は意を決して、先輩の箸から直接お肉をパクリと口に含んだ
北斗
大我
先輩が嬉しそうに微笑んだ、まさにその瞬間だった
慎太郎
慎太郎
向かいの席から、慎太郎がものすごい勢いで立ち上がって指を指してきた
北斗
俺が慌てて遮るけれど、もう樹先輩とジェシー先輩の目がギラリと輝いている
樹
樹
ジェシー
大我
大我
京本先輩が真っ赤になって怒るけれど、3人のニヤニヤは止まらない
すると、隣でずっと冷麺をすすっていた髙地先輩が、ぽつりと呟いた
髙地
髙地
慎太郎
慎太郎
ジェシー
樹
樹先輩たちが一斉に身を乗り出す
大我
北斗
俺と京本先輩が必死の形相で止めようとする中
髙地先輩は『いや〜、夕陽が綺麗だったねぇ』と、楽しそうに炭酸水をゴクゴクと飲むのだった
テーブルの上は、お肉の煙と、先輩たちの笑い声でいっぱいに満ちている
呆れたり、照れたり、忙しい夜になりそうだけど
テーブルの下では、隣に座る大我先輩の太ももが、俺の左足にこっそりぴったりとくっついていた
そこから伝わってくる確かな体温に、俺はまた、顔が熱くなるのを隠せなかった
♡ 💬 待 っ て ま す !
コメント
6件
高地よ。 終始何があったか知っているもの同士、少し語ろうか。
京本先輩の「あーん」、やばかったです…!照れながら上目遣いで差し出してくれたあの感じ、北斗くんが固まるのも分かります。慎太郎の反応とか樹先輩たちのニヤニヤも可愛くて、仲の良さがにじみ出てるなって思いました。最後のテーブルの下でぴったりくっついてるのも、ずるいです、可愛すぎてにやけました🤍