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紗桜(さら)
彼の顔は少し……寂しそうな顔をしていた
伯玖(はく)
紗桜(さら)
草薙さんは少し黙ったままその重い口を開けた
伯玖(はく)
紗桜(さら)
伯玖(はく)
紗桜(さら)
伯玖(はく)
紗桜(さら)
伯玖(はく)
紗桜(さら)
伯玖(はく)
紗桜(さら)
伯玖(はく)
紗桜(さら)
紗桜(さら)
紗桜(さら)
伯玖(はく)
紗桜(さら)
伯玖(はく)
紗桜(さら)
伯玖(はく)
紗桜(さら)
伯玖(はく)
伯玖(はく)
伯玖(はく)
紗桜(さら)
ガラス製品に触れるかのように優しく声を掛けてきた
伯玖(はく)
紗桜(さら)
伯玖(はく)
伯玖(はく)
【……は、……ぃ…】
重い空気の中で重い口が開いた
伯玖(はく)
紗桜(さら)
伯玖(はく)
伯玖(はく)
伯玖(はく)
紗桜(さら)
伯玖(はく)
紗桜(さら)
気の所為だと信じたくて…走って草薙さんから離れる
伯玖(はく)
ボフッ…
紗桜(さら)
ベッドに沈み込み草薙さんの発言をグルグルと思い出し全て否定する
【ご飯が美味しい】「そんな訳ない、ただ叩き込まれた基礎をレストランの調理員で更に鍛えただけ」
【気遣い上手】「違う、家庭環境がそうだっただけ」
【人懐っこい】「違う、ただ懐くフリをしてないとまた殴られたりするのが嫌なだけ」
【相手を褒めるのが上手】「違う、ただそうやって適当にヨイショしてないと 不機嫌になって怒られるのが嫌なだけ」
全部……全部そうだ
私の悪い所なんて色々ある……空気が読めない、褒めるのが下手くそ、無愛想、 料理も下手、家事ができない、 金も稼げない…挙げたらキリがない
紗桜(さら)
そんなことを考えていたら……私は眠ってしまっていた
翌朝
紗桜(さら)
この日は暇で学園の敷地内を練り歩いていた
紗桜(さら)
日傘をさしながら私は特待生さんが個人的におすすめと言っていた ジャバウォックに向かっている
紗桜(さら)
そんなことを考えながら地図を握って ジャバウォックに向かう
ジャバウォック
紗桜(さら)
地図から目を離すと……そこには色んな 動物達がそこにいた
紗桜(さら)
思わず見入っていると誰かが後ろから 抱き締めてきた
紗桜(さら)
後ろを見るとそこには音無叶空さん、 特待生さんが「叶空君は優しい人だから声掛けてみて」と言われていた
紗桜(さら)
特待生さん曰く「少し気分転換に動物たちと触れ合ってみては?」との事でここ、ジャバウォックを紹介された
話は既に通っているらしいが……何せ、 忙しいらしく、私自ら彼の場所に行くことになっている
叶空(とわ)
紗桜(さら)
音無さんは私の手を引っ張ってある場所に連れて行かれた
紗桜(さら)
紗桜(さら)
音無さんに無意識に警戒…というか怖がりながら音無さんに連れて行かれる
陽(はる)
紗桜(さら)
叶空(とわ)
紗桜(さら)
音無さんは私の手を離し艸楽さんが此方に走って駆け寄ってきた
陽(はる)
紗桜(さら)
陽(はる)
紗桜(さら)
思わず艸楽さんが抱えている子をジーッと見つめてしまうと艸楽さんは察したのか抱っこ紐から可愛いうさぎさんみたいな怪異を抱えて私の腕にポスッと乗せてきた
紗桜(さら)
陽(はる)
紗桜(さら)
陽(はる)
艸楽さんはそれだけ言い残してスタターっとまたどこかへ行ってしまった
紗桜(さら)
抱えている子を暫く眺めていると 音無さんがまた私の手を引っ張って ヒヨコ?みたいに可愛い子たちが居る場所に連れて行かれ柵を上げて中に 入れさせてもらった
紗桜(さら)
叶空(とわ)
紗桜(さら)
私に抱えられているピカブーちゃん?は…私の手から降りて目の前でちょこちょこと遊んでいる怪異達と遊び始めた
紗桜(さら)
紗桜(さら)
叶空(とわ)
紗桜(さら)
叶空(とわ)
音無さんは私のスカートの中に隠れている子を抱えて私の膝に降ろした
紗桜(さら)
叶空(とわ)
音無さんはにぱぁっと笑って今度は目の前の子達の親?なのか分からないが柵を上げてまた知らない子達を入れてきた
紗桜(さら)
ちっちゃい子がこんなにも大きくなるのかァ……なんて、思いながら私の周りにいる子達を優しく撫でる
紗桜(さら)
ふわふわの芝生の上に座り顔を舐めて来たり顔を押し付けて甘えてくる子達を優しく頭を撫でたり顎の下を撫でると嬉しそうに喉を鳴らしたり「プスプス…」と、鼻を鳴らして嬉しそうに指をハムハムとしてくる
紗桜(さら)
叶空(とわ)
紗桜(さら)
叶空(とわ)
紗桜(さら)
叶空(とわ)
紗桜(さら)
叶空(とわ)
紗桜(さら)
叶空(とわ)
紗桜(さら)
叶空(とわ)
紗桜(さら)
叶空(とわ)
紗桜(さら)
叶空(とわ)
紗桜(さら)
音無さんに背中を押され大きい子達が 入っていた檻の中に入れられ…
叶空(とわ)
紗桜(さら)
叶空(とわ)
紗桜(さら)
右手を上げて「おいで〜!」と声をかけると大きい子達が一斉にこっちを見て ドダドダッ!と走ってきた
紗桜(さら)
叶空(とわ)
紗桜(さら)
突然、音無さんに抱き抱えられ大群の波から救出させられた
紗桜(さら)
叶空(とわ)
音無さんは私を抱えたまま柵に鍵を掛けてピカブーちゃんは私を見つけて直ぐに飛び付いてきた
叶空(とわ)
紗桜(さら)
音無さんに抱えられたまま ピカブーちゃんを抱えて寮に向かった