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司木蕾
優雨
颯
望結
司木蕾
多克
彩
結弦
司木蕾
司木蕾
彩
司木蕾
結弦
百萌
美紀
多克
美紀
稲垣先生
司木蕾
みんな(蕾以外)
生徒
生徒
生徒
ワイワイワイワイ
〇〇学校 資料一 ◎このゲームで、この学校の生徒は、手に入れたものの方が多かった。 一人、裏切り者が出た。
△学校 資料ニ ◎このゲームで、クラスの殺した人数の総合が一番多く、裏切りや、同じクラス同士の戦いも多い。
□学校 資料三 ◎このゲームで、———————
■学校 資料四 ◎ーーー
・ ・ ・ ・
・ . . :
Mr.X(司木界都)
Mr.X(司木界都)
Mr.X(司木界都)
Mr.X(司木界都)
Mr.X(司木界都)
帆波
私は…あのフードの男の子が死んで、敵だらけになった、私含めあと四人になったときから、ずっと、物陰に隠れ、震えていた。
仲間がいた時は、出ていたくせに、本当に、自分が卑怯だと思う。
朔太郎
うめき声が、聞こえる。 今までのみんなの声とかを頼りに今の状況を整理すると、
千くんは、失格となったらしい… 今戦っているのは、朋子ちゃんと、朔太郎くん…
正直私は、朔太郎くんが勝つと思っていた。 だけど、朋子ちゃんも死にたくないからか、かなりしぶとく粘っていた。
戦いの音が、強くなった。
キン、バンバン、ジャッ、シュ
帆波
私は耳を両手で塞ぎ、体操座りのような体勢に、ヘタっと座り込んだ。
ただ、祈るしかなかった。
帆波
音が、何も聞こえなくなった
それに気づいた時、私は別の場所に、また移動していた。
帆波
そこは高校の倉庫前だった。
侑埜
帆波
Mr.X(司木界都)
帆波
Mr.X(司木界都)
帆波
まさか、あの静かになった時は、二人が相殺となり、二人とも消えてしまったから…なの?
帆波
私は恐怖で、弱々しい声を出すことしか出来なかった。
Mr.X(司木界都)
帆波
願い事を叶えるためじゃない…… なら、いったい私たちは……このゲームに参加した人たちは……
なんのために殺し合いをしたの?
Mr.X(司木界都)
帆波
意味がわからない。ならなぜわざわざ一人に絞らせたのだ。勝手に選べばよかったのに…!! ・ ・ でも、私は次代になんてなりたくない。だから好都合だった。
帆波
Mr.X(司木界都)
君は最後の一人に選ばれなかった。途中で失格となった。このゲームの本当の目的も知らない。これがお前の事実だ。いいな?
頭の中で、それが響く。 クラクラしてきた………
帆波
帆波は、術のせいで倒れてしまった。あと数分後には起きるだろう。
Mr.X(司木界都)
Mr.X、改め、司木界都
彼の姿は倉庫前から消えていた。
この学校では、日常に戻りつつあった。波留とクラスメイトの仲も、ほんの少しずつではあるが、修復に向かっている。
美紀
結弦
多克
ピロンッ♪
ピロンッ♪ピロンッ♪ ピロンッ♪
立て続けにみんなの携帯がなった。
望結
司木蕾
望結
多克
司木蕾
美紀
稲垣先生
司木蕾
優雨
颯
司木蕾
多克
百萌
波留
司木蕾
啓
多克
司木蕾
彩
司木蕾
望結
結弦
美紀
優雨
司木蕾
稲垣先生
司木蕾
美紀
颯
啓
稲垣先生
百萌
彩
望結
颯
優雨
司木蕾
コンコン
ママ
帆波
ママ
帆波
ママ
カチャ タッタッタッ
食器を床に置く音が聞こえる。 階段を降りる音が遠ざかっていく。
私はベットの上。 布団を体に巻き、震えていた。
帆波
学校に行くと、教室に入ると、他のみんなを見ると、あの恐怖が、トラウマが、一気に押し寄せてくる
私は……学校に行けずにいた。 部屋に閉じこもるようになっていた。不登校に、引きこもりに……
あのゲームのせいで
私の生活は狂った もう終わりだ…