刑事
いい加減認めたらどうだ?
じゅんや
...
じゅんや
...
刑事
聞いているのか?
じゅんや
...
刑事
焼却炉で、お母さんの遺骨を燃やしたのお前だろ!!
刑事
ちゃんとした証拠もあるんだぞ!
じゅんや
殺す気はなかったんだ
刑事
おー
じゅんや
でも、
刑事
でも?
じゅんや
むかしは優しかったのに
じゅんや
今は優しくない
じゅんや
病気になってからだ
刑事
病状は?
じゅんや
アルツハイマー病
じゅんや
急に大きい声を出したり、
じゅんや
叩いたり
じゅんや
蹴ったり
じゅんや
どっかに行ってしまったり
刑事
あぁ
刑事
それは分かる、
刑事
俺の親父もそうだった
じゅんや
そして、殺すつもりはなかったけど、
じゅんや
僕を蹴る足叩く手荒らげる声
じゅんや
この3つを少し手術だ、
刑事
いくらエリート内科医でも、それはやりすぎだろ、
刑事
自分でも分からなかったのか?
じゅんや
分かったけど、苦しかった、
じゅんや
昔は優しかったけど、今は毎日が苦しい
刑事
それで殺したのか
刑事
手足は焼却炉で、発見したが、
刑事
他はどこに捨てた?
じゅんや
1つは、トイレに流した、
刑事
1つとは?
じゅんや
声帯を、トイレに流したんだ、
刑事
お前まさか
じゅんや
それ以外は、今でも、僕のそばで大人しくしているよ、
刑事
ど、、どこでだ?
じゅんや
布団の中でね、
じゅんや
ふふっ
刑事
(変に怖かった)
この物語は、フィクションで、
実在は、しませんご了承ください






