いったい、いつまでこんな生活が続くのだろうか…。
毎日
毎日
残業。
彼氏もずっとできず、恋すら忘れて、
そのせいか嫌な仕事を回されて、 また残業。
今日なんて…、
バスも無くなってしまって、 歩いて帰るハメに。
家に帰っても1人…
ペットでも飼おうかな… なんて思い始めたこの頃。
人通りの少ない路地に 入ったところだった…
下ばかり見て歩いていたせいか、 前から来た若い男3人組に気付かなくて
すれ違う時に肩がぶつかってしまった。
ドンッ
♥️
若い男A
若い男A
♥️
若い男A
(うわ、面倒そうなのにぶつかっちゃったなぁ…。)
でも見るからにその若い男達は まだ高校生の若造…
アラサーの間近の私からすれば、気が進まないけれど、
ここはこちらが折れて厄介なことにならないようにしよう…。
♥️
♥️
そう言ってこの場を逃れようとすると
若い男A
♥️
若い男B
(は?なんでそんな展開に!?)
♥️
♥️
♥️
若い男A
若い男A
♥️
♥️
若い男B
若い男B
会社員になってから、
若い頃は上司でも取引先でも突っかかってよく困らせたものだ
そんな私も今ではだいぶ落ち着いた方…
だがしかし…
♥️
♥️
♥️
若い男C
若い男C
若い男C
♥️
♥️
♥️
♥️
若い男A
♥️
♥️
若い男B
若い男C
怒りを抑えきれず、昔の悪い癖で突っかかって若造どもを怒らせてしまった
しまった、と気づいた時にはすでに遅し
若い男B
(うわっ!殴られる!)
そう思って目を瞑った
パシッ!
が、一向に振り下ろされないそれに 不思議に思い、
恐る恐る目を開けてみると…
(?)
そこには、私に振り下ろされた手が 誰かに掴まれて止まっていた
若い男B
若い男B
???
その鼻にかけたような低い声と
若造の腕を掴んだ手を辿っていくと…
♥️
そこには
若造どもとは比べ物にならないくらい
イケイケの??
危なそうな男が立っていた
若い男A
若い男B
なんとか男の手から抜け出そうとする
すると、突然手を離してきたので 若造Bは尻餅をついてしまった。
若い男A
今度は若造Aが男に殴りかかろうとした
その時、
若い男C
若い男C
若造Cが急に声を張り上げて 若造Aをとめた
若い男C
若い男A
若い男C
若い男B
若い男C
その名前が出た途端、
男を恐れるような目でみつめる若造たち
(なに?なんなの??)
ヨンジュン
ヨンジュン
若い男C
どうやら若造達からすれば ヤバい人のようだけれど
今はそんなことよりも
これは助かったのか!?
それとももっと危ない人に捕まってしまったのでは!?
若い男C
ヨンジュン
ヨンジュン
若い男A
若い男B
若造どもは素直に元気な返事をすると、 立ち去ろうとした。
ヨンジュン
ヨンジュン
ヨンジュン
♥️
若い男A
若い男B
若い男C
若い男A
♥️
♥️
そうして若造どもは去っていった…。
♥️
そして、
残されたのは、私と、
ヤバそうな"ヨンジュン"とかいう男…
(これはお礼を言うべきなのか…)
(それとも、まだ危険な状態に変わりはないのでは!?)
そんなことを考えていたら…
ヨンジュン
♥️
ヨンジュン
ヨンジュン
ヨンジュン
ヨンジュン
ヨンジュン
♥️
ヨンジュン
ヨンジュン
ヨンジュン
♥️
♥️
ヨンジュン
ヨンジュン
ヨンジュン
急に先制をくらわされて脳がフリーズしてしまった。
残業帰りで疲れてるっていうのに
まさかこんな男と出会うなんて…
この男との出会いが
とても大切な出会いになるなんて
この時は知る由もなかった…*
つづく*
コメント
2件
ヨンジュンめっちゃ好きなんですよ!?最高すぎるチ───(´-ω-`)───ン
最高っす