さやか
私には自慢のおばあちゃんがいます。
さやか
どんな時も笑って,どんな時もはげましてくれて。
さやか
、、、私はそんなおばあちゃんが好きでした。、、
6年前 これは、私が10歳の時。
さやか
おばあちゃん,私学校でいじめられちゃった。、、
おばあちゃん
あら,でも大丈夫よ。あなたは何も悪くないの、一生懸命前を向いて何もかも取り組んでいれば、いじめっ子もいなくなるわ。
5年前
さやか
おばあちゃん!学期末テストの点数100点だったよ!優しくしてくれたおばあちゃんのおかげだよ!
おばあちゃん
そんな事ないさ。あなたがその事に努力したから,100点もとれたのよ。
4年前
さやか
おばあちゃん!無事卒業できたよ!
おばあちゃん
それはおめでとう。あなたも立派なお姉さんね、、、
そして、中学生卒業直前、こんな事を言われました。
お父さん
おばあちゃんにガンが見つかってしまったらしい,余命も長くないそうだ。残念だが、そっとしておいてあげてくれないか、、。
さやか
そんな!おばあちゃんはいろんな事教えてねって言ってくれてたんだよ!そんなの嫌だよ!!
そして、つい先日
おばあちゃん
さやか、ごめんのぉ。おばあちゃんはもうここにいられないみたいなんだって、、おばあちゃんがいなくても、笑っているんだよ、、
さやか
そんなの無理だよ!ほら、こんなに大きくなったんだよ?!
おばあちゃん
本当にすまんのぉ、、
おばあちゃん
さ、や、か、、
さやか
そんなの嫌!!!ねぇお願い!おばあちゃんのためなら何でもするから!!おばあちゃん!!
おばあちゃんは最後まで私の名前も存在も全部覚えていました。
さやか
おばあちゃん!!!
お父さん
さやか、おばあちゃんはもういないみたいだ、、、
さやか
いやだよ、、、
こんな事があったけど、本当に、本当に、私にとって、おばあちゃんは、自慢のおばあちゃんでした!