私は幼い頃から難病持ちで。 みんなと同じように学校に行って、友達と喋るのが夢。
その夢をかなえるためには 14年間、毎日のようにある辛い治療にも耐えられた。
_なのに。
この間、私の余命はあと1年しかないことを知らされた。
辛いまま、夢を抱えたまま、 私はこの世界からお別れしなければならないんだ。
ねぇ、酷い話だと思わない?
今までこんな頑張ってきたのに、苦しいまま死ぬなんて。 酷い酷い酷い…酷いよ…
そんな苦しみで始まり苦しみで終わってしまうのならば_
私
一思いに僕を刺してくれたら
私
いいのにな いいのにな
誰も文句を言えないぐらいめちゃめちゃな理由で、殺されてしまった方がマシなのではないか
私
不条理な御託で刺してくれたら
私
いいのにな いいのにな
自殺してしまおうと思ったこともある。
でも、踏みとどまってしまった。
私にはまだ、応援してくれる家族がいるから_。
私
いつかゴミに出したように
私
袖口に隠していた生涯
私
燃やせぬまま灰になれずにいたんだ
私
死にたい 消えたい
私
以上ない
あと1年で終わってしまう命になんて
私
こんな命に期待はしないさ
病気が治ったらやりたいことなんて山ほどある、。 将来の夢だって_
私
故に夢に魘され
私
塞いだ過去に咲いた世界
私の病気よりも
痛々しい手術跡なんかよりも
心の傷の方が何倍も、何倍も
痛くて痛くて_治らない
私
癒えない 見えない傷ほど
私
きっと瘡蓋だって出来やしないと
私
ボクは知っていた
私の未来は…悔やむことしか出来ない。
私
悔やむと書いてミライ_