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私は一人教室で泣いていた
そこにクラスメイトのしょーりがやって来た
ガラガラｯ
しょーり
………！
しょーり
ひめか
しょーり
泣いてるの？
ひめか
べ、べつにっ
ひめか
泣いてっなんかっ
ひめか
ないkｯらっ
しょーり
泣いてるやん笑笑
ひめか
違っ
ひめか
うからっ
しょーり
ほらー泣いてる
しょーり
どうしたの？
ひめか
なにもっ
ひめか
ないっかっ
ひめか
らっ
しょーり
どうした？
しょーり
聞くよちゃんと
しょーり
ゆっくりでいい
しょーり
自分のペースで良いから
しょーり
話して
そんな優しい言葉をかけられて
余計に泣いてしまう私
心配そうなしょーり
話しても馬鹿にするはずがないよね
そう覚悟して話すことにした
ひめか
わたっ……
しょーり
いいよ
しょーり
落ち着いてからで
しょーり
ちょっと外でよっか
ひめか
うん…
なかなか話せなかった私
しょーりは待ってくれた
何度も思い出して泣いてしまう私をずっと待ってくれた
いつの間にか一時間がたった
落ち着いた私は話し出した
ひめか
私
ひめか
彼氏がいたの
しょーり
うん
しょーりは優しい声で聞いてくれた
ひめか
それでね
ひめか
さっきチャットでね
ひめか
話があるって言われたの
しょーり
うん
ひめか
屋上に来てっていわれたから
ひめか
行ったんだ、私
しょーり
うん
声のトーンが優しくて また泣きそうになる私
しょーりは私の背をさすりながら
ゆっくり聞いてくれた
しょーり
それで、どうしたの？
ひめか
そしたらね
ひめか
女の人がいたの
しょーり
うん
ひめか
二人、手を繋いでたの
ひめか
とても楽しそうだった
しょーり
うん
ひめか
私は駆け寄ったの
ひめか
それで
ひめか
その人は誰？って聞いたの
しょーり
そしたら？
ひめか
そしたらね
ひめか
俺の彼女って
ひめか
私と付き合ってるのに
ひめか
俺の大好きな彼女だよって
しょーり
それは辛かったね
ひめか
うん
ひめか
私言ったの
ひめか
私と付き合ってたじゃんって
しょーり
正解だよねそれが
何て言われた？
何て言われた？
ひめか
そしたら
ひめか
それは君の勘違いだって
ひめか
ほんとの彼女はこの子だよって
しょーり
酷いねそいつ
ひめか
だから辛くって
ひめか
走って教室来たの
しょーり
そっか
しょーり
そんなことがあったんだね…
ひめか
その人、来月誕生日なの
ひめか
だからサプライズで
ひめか
ディズニーのチケット買ってたのに
ひめか
捨てなきゃ…
しょーり
そんなに好きだったんだ
ひめか
当たり前だよ…
しょーり
ディズニーさ
ひめか
うん…
しょーり
一緒に行く？
ひめか
…！！
しょーり
嫌ならいいよ
しょーり
友達とか誘えばいいからね！
ひめか
いや
ひめか
行きたい
ひめか
しょーりと
しょーり
ほんと？！
しょーり
ならよかった！
しょーり
行こう！
ひめか
うん
結構スッキリした
ゆっくりでもちゃんときいてくれて
その後も聞いてくれたからね！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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