宇美
あの、どうして家に?
蓮音
それは、さっきも話した通り
蓮音
私のメイドになってもらうためですよ
宇美
(さっきと話し方が違う)
宇美
(怖すぎこの人)
お母さん
メイドですか?
蓮音
はい。
蓮音
宇美さんに住み込みでメイドになってもらおうと思いまして
宇美
す、住み込み?
お母さん
私は構いませんけど
お母さん
(あの子がいなくなるならこれでいいわ)
宇美
(私がいなくなった方がいいってことか…)
蓮音
まぁすぐにとは言いません
宇美
考えるのに時間をください。
蓮音
わかった。
宇美
私は弟たちを寝かせに行きますので、失礼します。
部屋
宇美
もう寝るから準備してね
陽琉
えー
宇美
えーじゃないよ。寝るよ
陽琉
はーい
陽琉
斗望寝よう
斗望
うん
寝かし終わり
優樹
お姉ちゃん、大丈夫?
宇美
うん。大丈夫だよ…
優樹
無理しないでね。
宇美
うん。
宇美
ごめんね。こんなお姉ちゃんで
宇美
優樹、もう少しここで我慢できる?
宇美
もう少ししたら、お姉ちゃんともっといい所に2人で住もうね。
優樹
できるの?
宇美
うん。
宇美
だからもう少し我慢できる?
優樹
うん。
宇美
ありがとう、おやすみ
優樹
おやすみ
宇美
(あともう少し)
宇美
(もう少ししたら幸せになれる)
蓮音
なら、俺の家で暮らせばいい
宇美
!?
宇美
いつからそこに?
蓮音
最初っから
宇美
そうですか…
蓮音
メイドの話だが、俺と結婚しないか?