br
家についた
誰かがドアを開けると 僕は残った力を振り絞って 部屋へ走る
kr
br
震える手を動かして
ピアノに添える
────♪
なんとか間に合った
だいじょうぶ
僕はまだ
耐えるから
限界まで
きらわれるまで
nk
kn
shk
kn
nk
リビングには楽しそうにゲームを する2人がいた
なんだか懐かしい
こうやってnkがゲームをしている姿
sm
kr
俺たちが外出している間に 色々あったようだ
kn
kn
ゲーム機を置いて 真剣な目で俺らを見渡す
shk
kn
コンコンッ
br
しゃべるの
少し苦しいけど
頑張って声を出した
shk
shk
br
先程と比べて
だいぶ楽になった
少しなら大丈夫だろうと思った
br
上手く元気に振る舞えない
早く終わらせてほしくて
焦りが出る
kn
緊張とか
どうでもいいから
頭
くらくら
だめになる
kn
kn
sm
shk
kr
kn
kn
話
なにも入ってこない
全然だめだった
br
も
むり
br
なんでこんなに
我慢できなくなるのか
なにも言わずに部屋に逃げて
話もまともに聞かなくて
自分が嫌になる
涙が
ピアノを濡らしていく
らくになりたい
恋に縛られない
昔のような生活を送りたい
だけど奇病が
僕の恋を忘れさせてくれない
br
いっそ
しにたい
コメント
1件
こっちまで苦しくなるこの感じ...ッ性癖すぎるんですけど( '-' ) brさんの語りからも苦しさが分かるし、 部屋に逃げ込むシーンを飛ばす辺りも何も考えられなかった感があってめちゃめちゃすきです。 毎回この小説に告ってる気がします。 ...もっと苦しんでッ、いっそしんじゃeッ((病みパロだから許される発言No.1