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ci

ci視点から

まぁ、流石に夕方に謝りに行くのもあれだし

ci

まぁ、家知らないからなんやけど…

ci

ま、今日はもうやることないしもう少し起きてよ

ci

ん…

ci

ぁ、え!?

時計を見たらもう寝坊するかしないかの危うい時間だ

俺は急いで準備した

ガラッ

ci

ハァッハァッ…

ギリギリセーフだ

クラスメイト

おい、チーノ大丈夫かぁ?w

ci

うん、何とかな…

そんなことを言われながらも席へ座る

syp

チーノ…

ci

ぁ、おはよ…

syp

…おはよ

気まずすぎんだろ、これ

1時限目が終わった

次は移動だ

syp

ci

ショッピ!

朝話せなかったし今からでも…

syp

…なんや?

ci

あのさ、一緒に行かへん?

syp

…えぇよ

ci

なぁ、ショッピ

ci

怒ってる?

syp

え?

syp

なんでや…

ci

え?

syp

なんでわいが怒る必要があるんや…?

syp

チーノは悪くない

悪いのは俺だ

ci

でも…、

syp

俺は…いや、

syp

わいだってチーノを泣かせたし

syp

わいの方が悪いやろ?

ci

そんなわけ…

syp

あのなぁ、チーノ

syp

わいはチーノを嫌う理由が無いんや…

人と関わりたくなかったのにチーノはわいにいつも話しかけてくる

syp

理由を探したけど結局見つからんかった

チーノが良い奴で、嫌う理由なんて1つもなかった

ci

ほん、と…?

チーノの目には今にも涙が溢れそうだ

syp

嘘やない

もう、お前には嘘をつけないよ、チーノ

ci

ポロポロ

安心したからか、チーノは泣いている

syp

っ…

泣いてるチーノを見ると俺が泣かせたからか逃げたくなる

けど、逃げたら前と同じ

syp

…チーノ、ちょっと場所移動しようや

ci

うん、

そしてわいはチーノの手をひいて屋上へ行った

涼しげな風が吹いている

syp

俺はショッピにつれてこられた屋上の地面へ座る

syp

なぁ、チーノ

さっきよりだいぶ落ち着いた俺を見てショッピは話し始める

syp

ひと
わいは他人が怖い

syp

いつも皆俺から離れてく

ci

ぁ、…

ショッピも同じ…?

syp

だからさ、わいは他人との関係はいらないと思ってた

いや、ショッピは俺と似てるようで違う

syp

なのに、チーノは…

syp

ひと ひと
俺の中で他人じゃなくて大切な友達なんや…ポロポロ

ci

え…?

俺の視界には込み上げてきた涙と笑顔で泣いてるショッピの姿があった

ci

でも…

俺はショッピのことを友達だと思えてるのか?

そもそも友達って…?

わからない

友達と言って俺が作り上げてきたものは俺にとってのただの自分の心を守るために作ってきたものだ

syp

チーノ…?

俺は最低だ

ci

ごめん…ショッピ…。

ci

っ…

そして俺は立ち上がりここから逃げ出した

似ていて違う2人 ~完~

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