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_注意事項_
①オリキャラへの批判コメントは絶対に行わないで下さい ︎
②この作品では、背景をその人の感情 _若しくは心情を分かり易くする為に''色''で表現します
③この作品は、夢小説の為 伽羅破壊などが含まれますので、 その様な物が苦手な方は今のうちにこの作品を閉じて下さい
②に関しては、どの色がどの様な感情に なっているのかを予想してみて下さい
知りたい方が居た場合は色が何の感情を示しているのか についてコメントで詳しく解説させて頂きます
此処まで注意事項を読んでくださった方へ
大変感謝致します
それでは、本の世界へ
いってらっしゃい
〈じりりりりっ〉
騒がしく泣き始める目覚まし時計のスイッチを切り 鉛の様に重い身体を起こした
志織 シオリ
志織 シオリ
目尻を軽く擦りながら ぼんやりとする頭で今日の日程を軽く思い出す
志織 シオリ
志織 シオリ
志織 シオリ
「メイク」
それは、''ボク''を変えてくれた 恩人の様な存在で
命の恩人でもある
志織 シオリ
志織 シオリ
志織 シオリ
鏡と話しながら 自分の姿を確認する
そこには ''小さくて 可愛らしい雰囲気を纏った女性''が
口角を上げ、花弁の様にふんわりと微笑んでいる
志織 シオリ
志織 シオリ
志織 シオリ
志織 シオリ
鏡の前で思わず敬礼してしまう
志織 シオリ
志織 シオリ
志織 シオリ
志織 シオリ
部屋に連写音が響き渡り 携帯に彼がハムカツサンドと一緒に 可愛く決めポーズをしている写真が映し出された
志織 シオリ
志織 シオリ
携帯の時計を見てから 彼が大きな声で驚く
そして名残惜しそうに 手に持っているハムカツサンドを 包み紙に戻し 近くにあった袋にそっと入れてから…
志織 シオリ
と 呑気な声で 朝御飯抜きが確定した
志織 シオリ
志織 シオリ
志織 シオリ
志織 シオリ
志織 シオリ
志織 シオリ
能天気に鼻唄を歌いながら、薄気味悪い路地裏を通る
" 空は明るいけど、この路地は暗い "
志織 シオリ
足を止め、路地の隙間から見えた眩しい光に目を細める
志織 シオリ
ボクの独り言が 路地裏の暗闇に吸い込まれたような気がした
そうやって路地裏を歩き続けると
ポ―トマフィアの黒いビルが視界に入った
そして、中に入ると警備員の念入りなチェックが始まった
ポ―トマフィアの念入りなチェックはかなり細かくて 鞄・髪・瞳・服のポケットの中その他諸々調べられる
警備員の一人が、ボクの鞄の中を探り始めると
ボクの視界が一点に集中した
志織 シオリ
そう…「メイク道具」だ
メイク道具はボクの命よりも大切な物
壊したら………その相手を逆に 「壊してやる」
やがて、念入りなチェックを終え エレベーターに乗ると
黒服の男が「何階まで行かれますか?」と聞いてきた
志織 シオリ
ボクが素っ気なく答えると、黒服の男は顔色一つ変えずに
「承知致しました」と機械のように答えた
志織 シオリ
「 信用できる人以外、信用しなくていい 」
昔………"彼奴"がボクに放った言葉
志織 シオリ
胸の中が少しモヤモヤし始めたけど
エレベーターが、微かに音を立てて停止するのに気が付き
無理矢理そのモヤモヤを胸の奥の戸棚に閉じ込めた
志織 シオリ
湖の底みたいに静まり返っていた廊下を歩いていると
中也
志織 シオリ
中也
志織 シオリ
中也
志織 シオリ
中也
志織 シオリ
中也さんとの会話はかなり気が楽だ
まぁ…ボクが男とは知らないんだろうけど
志織 シオリ
中也
志織 シオリ
中也
志織 シオリ
oh…何したんだろ ボク
そんな風に考えていると
エリス
エリス嬢が前から手を振りながら走ってきた
志織 シオリ
志織 シオリ
ボクが笑みを口元に浮かべると
エリス嬢は頬を膨らませて ドレスの裾を握りしめた
エリス
志織 シオリ
エリス
志織 シオリ
ボクがエリス嬢をお姫様抱っこし、 "ボクが仕事をしている部屋"まで走っていく途中
中也さんが呆れた表情を浮かべながら 煙草に火をつけている様子が見えた
煙草も身体に悪いから辞めな???
志織 シオリ
エリス
ボクがエリス嬢に手鏡を渡すと
エリス嬢は鏡に写った自分の顔を見て、嬉しそうな顔をした
志織 シオリ
エリス
エリス
志織 シオリ
そう言いながら、メイク道具が入ったポ―チを鞄にしまうと
エリス嬢がボクの手元を見つめながら口を開いた
エリス
志織 シオリ
エリス
志織 シオリ
志織 シオリ
森鴎外
声がした方を向いてみると
そこには 驚愕という表情を顔に浮かべた首領が居た