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兆しを望んで振るった刃が

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兆しを望んで振るった刃が

7 - 兆しを望んで振るった刃が#7

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2023年04月25日

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ぺいんと

『…しにがみ…』

ぺいんと

『…お前…』

ぺいんと

『もしかして…』

しにがみ(通話越しの声)

『…』

しにがみ(通話越しの声)

『…“ぺいんと”っていう
名前…』

しにがみ(通話越しの声)

『本名だったん
ですね…』

ぺいんと

『……うん…』

しにがみ(通話越しの声)

『…』

しにがみ(通話越しの声)

『…もうリアルで
知り合っちゃった
ので…』

しにがみ(通話越しの声)

『名前…』

しにがみ(通話越しの声)

『言った方が
良いですか…?』

ぺいんと

『…え…』

ぺいんと

『…いや…』

ぺいんと

『どっちでも
いいけど…』

ぺいんと

(…待って)

ぺいんと

(理解が追いついて
ないんだけど…)

ぺいんと

(神代くんが
しにがみ…?)

ぺいんと

(同じ高校の1年生
だったってこと…?)

ぺいんと

(…え…)

ぺいんと

(…じゃあ)

ぺいんと

(しにがみくんは
不登校で…)

ぺいんと

(…!)

ぺいんと

(だからあの時…!)

【2話】

しにがみ(通話越しの声)

『また愚痴りたく
なったら』

しにがみ(通話越しの声)

『いつでも話してくれて
いいですから』

しにがみ(通話越しの声)

『朝でも昼でも
夜でも深夜でも』

しにがみ(通話越しの声)

『いつでも…』

ぺいんと

『…そういうこと
だったのか…』

しにがみ(通話越しの声)

『…』

ぺいんと

『…』

ぺいんと

『…しにがみ…くんは』

ぺいんと

『俺とリアルで会うの
嫌だった?』

しにがみ(通話越しの声)

『!』

しにがみ(通話越しの声)

『…』

しにがみ(通話越しの声)

『…わかり…ません』

しにがみ(通話越しの声)

『…でも…』

しにがみ(通話越しの声)

『ぺいんとさんが
言ってた通り…』

しにがみ(通話越しの声)

『僕も』

しにがみ(通話越しの声)

『顔を知らない人の
方が話しやすいと
思うので…』

しにがみ(通話越しの声)

『…ぺいんとさんと
会っちゃったら…』

ぺいんと

『…』

ぺいんと

(…話しずらい、か…)

ぺいんと

『…そっか…』

ぺいんと

『…見た感じ』

ぺいんと

『お前も人と喋るの
慣れてなさそうだった
もんな』

しにがみ(通話越しの声)

『…』

しにがみ(通話越しの声)

『…ごめん…なさい…』

ぺいんと

『…なんで謝んの…』

ぺいんと

『お互い、別に悪意が
あった訳じゃないん
だしさ』

ぺいんと

『気にすんなって』

しにがみ(通話越しの声)

『…』

しにがみ(通話越しの声)

『…あ、あの…』

しにがみ(通話越しの声)

『…でも…』

しにがみ(通話越しの声)

『…えっと…』

ぺいんと

『…?』

ぺいんと

『どうした…?』

ぺいんと

(テンパりすぎだろ…)

しにがみ(通話越しの声)

『…その…』

しにがみ(通話越しの声)

『…台本…』

しにがみ(通話越しの声)

『…ありがとう…』

しにがみ(通話越しの声)

『ございました…』

ぺいんと

『!』

ぺいんと

『…うん』

ぺいんと

『どういたしまして』

しにがみ(通話越しの声)

『…』

しにがみ(通話越しの声)

『…じゃあ…』

しにがみ(通話越しの声)

『これで…』

ぺいんと

『あ…』

ぺいんと

『ちょっと待って
しにがみくん』

しにがみ(通話越しの声)

『!』

ぺいんと

『せっかくだし
ゲームやらね?』

しにがみ(通話越しの声)

『え…?』

しにがみ(通話越しの声)

『…えっ…と…』

ぺいんと

『あ〜、えっと』

ぺいんと

『無理して喋んなくて
いいからさ』

ぺいんと

『俺は多分叫ぶけど』

ぺいんと

『…言ったじゃん』

ぺいんと

『“しにがみくんと
ゲームしてると楽”
って』

しにがみ(通話越しの声)

『…!』

ぺいんと

『…しにがみくんに
とっては』

ぺいんと

『俺と会ったことで
話しづらくなったかも
しれないけど…』

ぺいんと

『俺は』

ぺいんと

『何も変わらないから』

ぺいんと

『いつも通り
ふざけれるから』

しにがみ(通話越しの声)

『…』

しにがみ(通話越しの声)

『…わかり…ました…』

しにがみ(通話越しの声)

『…じゃあ』

しにがみ(通話越しの声)

『何やります?』

ぺいんと

『ん〜、そうだなぁ』

ぺいんと

『マイクラの
PVPとか?』

しにがみ(通話越しの声)

『いいですね』

しにがみ(通話越しの声)

『起動します…』

ぺいんと

『…』

ぺいんと

『…ねぇ』

しにがみ(通話越しの声)

『は、はい』

ぺいんと

『…』

ぺいんと

『…しにがみくんの
タイミングで
いいからさ』

ぺいんと

『…次、学校に来た時』

ぺいんと

『…クラスに行っても
いい?』

しにがみ(通話越しの声)

『えっ…』

しにがみ(通話越しの声)

『…な、なんで…』

ぺいんと

『あ〜…』

ぺいんと

『…俺、クラスには
そんなに喋れる人
いないからさ…w』

しにがみ(通話越しの声)

『…』

ぺいんと

『あ、あと』

ぺいんと

『嫌じゃなかったら
トラゾーとも喋って
みない?』

ぺいんと

『俺の隣のクラス
だし』

しにがみ(通話越しの声)

『…』

しにがみ(通話越しの声)

『…もしかして』

しにがみ(通話越しの声)

『今日会った時
一緒にいた…?』

ぺいんと

『そうそう』

ぺいんと

『俺、今日部活の
大会があって___』

(ぺいんとが今日のことを  思い出す)

ぺいんと

『っ…』

ぺいんと

『…』

しにがみ(通話越しの声)

『…?』

しにがみ(通話越しの声)

『ぺいんとさん…?』

ぺいんと

『!』

ぺいんと

『…そ、それで』

ぺいんと

『トラゾーと部活仲間が
来てくれてたんだよ』

しにがみ(通話越しの声)

『…』

しにがみ(通話越しの声)

『…そう…なんですね』

ぺいんと

『…』

しにがみ(通話越しの声)

『…ぺいんとさん』

しにがみ(通話越しの声)

『起動しました?』

ぺいんと

『ん?』

ぺいんと

『あぁ、うん』

ぺいんと

『もういける?』

しにがみ(通話越しの声)

『はい』

ぺいんと

『よし』

ぺいんと

『じゃあ対戦いくか』

しにがみ(通話越しの声)

『…』

しにがみ(通話越しの声)

『…悩みとか不満とか』

しにがみ(通話越しの声)

『自分じゃどうしようも
なくて』

しにがみ(通話越しの声)

『誰にも打ち明け
られない感情は』

しにがみ(通話越しの声)

『…全部』

しにがみ(通話越しの声)

『ゲームの対戦相手に
ぶつけてください』

ぺいんと

『!』

ぺいんと

『…またそれ言う?w』

しにがみ(通話越しの声)

『“また”ぺいんとさんが
辛そうにしてるから…』

ぺいんと

『…』

ぺいんと

『…なんでわかんの』

しにがみ(通話越しの声)

『伊達に毎日一緒に
ゲームしてない
ですから』

ぺいんと

『フッ…w』

ぺいんと

『…じゃあ…』

ぺいんと

『対戦しながら
聞いてもらっても
いい…?』

しにがみ(通話越しの声)

『勿論』

しにがみ(通話越しの声)

『話すのは無理でも』

しにがみ(通話越しの声)

『聞くくらいは…』

ぺいんと

『…優しいな((ボソッ』

ゲーム開始

カチカチッ (操作音)

ぺいんと

『…今日会った時に
分かったと思うけど』

ぺいんと

『俺、剣道部でさ』

ぺいんと

『近いうちに県大会が
あって…』

しにがみ(通話越しの声)

『言ってましたね…』

キィィ (チェストを開ける)

ぺいんと

(チッ、鉄剣か…)

ぺいんと

『…で』

ぺいんと

『今日が予選1日目
だったんだけど』

ぺいんと

『惨敗だったんだ』

ぺいんと

『…同い年相手で』

ぺいんと

『…めっちゃ強かった』

ぺいんと

『すっごい悔しかった』

しにがみ(通話越しの声)

『…』

ぺいんと

『…みんなから…』

ぺいんと

『顧問とか部員とか
親とか』

ぺいんと

『色んな人から
応援されてた』

ぺいんと

『…だから』

ぺいんと

『絶対負けちゃ
いけないって』

ぺいんと

『自分で自分に
暗示をかけて』

ぺいんと

『勝手に苦しんで…』

ぺいんと

『…それで…』

“何も知らないくせに…!”

“何も分かってないくせに”

“『大丈夫』なんて 気安く言うな!”

ぺいんと

『…』

ぺいんと

『…親に…』

ぺいんと

『当たったんだよ…』

しにがみ(通話越しの声)

『…』

しにがみ(通話越しの声)

『…そっか』

ぺいんと

『…!』

ぺいんと

『ヤバ…ッ』

(敵プレイヤーの  射線に入る)

カチカチッ (逃げる)

ぺいんと

『っぶね…!』

しにがみ(通話越しの声)

『あ、そっち
行ってます』

ぺいんと

『うっわ』

ぺいんと

『ちょっと待って』

ぺいんと

『俺、そんなに装備
着てないって』

ぺいんと

『ちょっと…!』

バシンッ (弓矢がぺいんとに  当たる)

ぺいんと

『痛い痛い!w』

しにがみ(通話越しの声)

『べいんとさん
逃げて…!』

ぺいんと

『ヤバいヤバい💦』

ぺいんと

『エイム良すぎだろ
あいつ!』

ぺいんと

『俺、弓持ってないっ』

ぺいんと

『死ぬって!』

しにがみ(通話越しの声)

『っ…』

ぺいんと

(…ヤバい、距離
詰めてきた…!)

ぺいんと

(ダイヤ剣使って…⁉︎)

ぺいんと

(…このままだと
負ける…!)

ぺいんと

(ダイヤ剣だったら
一撃で死ぬ…!)

ぺいんと

(…このままじゃ…っ)

スパァァァンッ!

あの時みたいに____!

ぺいんと

(…もう…)

ぺいんと

(無理だ…)

ぺいんと

(…やっぱり俺…)

ぺいんと

(剣使うの向いて
ないのか…)

ぺいんと

『…』

ぺいんと

(…だったら…)

ぺいんと

(諦めて斬られた
方が…)

(ぺいんとに攻撃が  向けられる)

バシッ

ぺいんと

『…!』

ぺいんとさん 今のうちに…!

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