/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
夕方
神社
神楽
(今日も来るかのう…)
神楽
(蹴鞠、すごく楽しかったのじゃ)
神楽
(今日は何して遊ぼうかの？)
神楽
(双六？独楽？かるた？手鞠？)
神楽
(迷うのう…)
夜
神楽
…
遅いっ!!!!!!!
神楽
もう夜だぞ!!?
神楽
なぜ凛は来ないのじゃｯ!!!!!!!
神楽
ｸﾞｽｯ
神楽
(暗い…一人ぼっちだ)
神楽
寂しい…一人は嫌じゃぁ…泣
神楽ｯ!!
神楽
ﾊﾞｯ!!
神楽
凛!!どこにいたのじゃ…え？
澁谷 凛
ごめんね、遅くなって
神楽
り、凛…？
神楽
なんでそんな…
傷だらけなのじゃ…？
澁谷 凛
あー、これ？
神楽
腕も足も顔も!!
神楽
何ゆえそんなに傷が!!?
澁谷 凛
神楽が気にすることじゃないよ
神楽
そんなこと出来るかｯ!!
神楽
ちょっと待っていろ!!
神楽
ｽｩｯ
"癒"
澁谷 凛
わ、なにこれ
神楽
我がもつ神術の一種じゃ
澁谷 凛
シンジュツ？
神楽
神々は、「神力」というものをもつ
神楽
神力によって神々が使える術、それが「神術」じゃ
澁谷 凛
へー
澁谷 凛
んじゃ、傷も治ったことだし遊ぼっか
神楽
帰らなくて良いのか…？
神楽
凛はまだ童
神楽
母君達が…
澁谷 凛
大丈夫
澁谷 凛
大丈夫だから、何も気にしなくていいよ
神楽
そ、そうか…？
神楽
じゃあ、今日は双六がやりたいのう…
澁谷 凛
良いね、双六
澁谷 凛
やろっか
神楽
うむ
澁谷 凛
あがり!!
神楽
んあ"ーーーーーっ!!!!!💢
神楽
何なのじゃ!!神の我を差し置き先にあがるとは!!💢
澁谷 凛
ふふっ
澁谷 凛
昔から、運は良い方なんだ
澁谷 凛
もう負けてしまいそうと焦ると
澁谷 凛
運が逃げてしまうの
澁谷 凛
だから、いつでも冷静で居られるようにするんだ
澁谷 凛
そうすると、相手にほぼ確実に勝てるの
神楽
なるほど…
澁谷 凛
神楽は私より喜怒哀楽が激しいからね
神楽
なんじゃと💢
澁谷 凛
そういうところ笑
神楽
もう、亥の刻か
神楽
そろそろ帰った方が良いのでは無いか？
神楽
我の神術も完璧なものではない
神楽
疲労が残るはずじゃ
神楽
今日は帰って休め
澁谷 凛
うん…
澁谷 凛
じゃあ、そうすることにするよ
神楽
明日も来るとよい
神楽
明日は…手毬がしたいのう
澁谷 凛
いいよ
澁谷 凛
やろ
神楽
!!
神楽
絶対だぞ!!約束じゃ!!
澁谷 凛
うん、約束
澁谷 凛
ばいばい、神楽
神楽
約束じゃからなあああ!!!!!!!
神楽
…
神楽
(凛の傷)
神楽
(あれは、どうしてできたのじゃ…？)
神楽
(帰れと言った時も、心做しか涙ぐんでおった)
神楽
(どうしてじゃ？童は皆、母君や父君が好きなはず)
神楽
(何もわからないのう)
神楽
(我も今日は、休むとしよう)
神楽
(凛が来たら、少し聞いてみるか)
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
