翌日 廊下
今日から私と風祭さんの 監視が始まった。
風祭さんの監視は黄桜さん 自身が担当するらしい。
そして私の監視は...
涙
瑠流
死研の顧問、六道先生だ。
彼女をうまくかわして 2人にこのことを 伝えなければならない。
しかし、その隙が全くないのだ。
朝、授業中、昼休み... 私の監視はずっと続いた。
そして...
放課後 部室
瑠流
結局、放課後まで みっちりと監視され続けた。
瑠流
瑠流
瑠流
以前、風祭さんと話をした際 死研の解散を告げられた。
廃部と断定していない限り 再び集まって活動するかも と淡い期待を抱く私がいる。
瑠流
瑠流
その時ふと、私はある考えが 間違っていたことに 気が付いた。
瑠流
瑠流
瑠流
瑠流
私は椅子に座ったまま 足をバタバタさせて 1人頭を抱え込んだ。
そんなことをしていた時だった。
刹那
瑠流
刹那
刹那
瑠流
病室
瑠流
遊
瑠流
遊
そこへ担当医らしき医者が 来て、刹那さんを呼び 病室を後にした。
瑠流
遊
瑠流
瑠流
瑠流
私は蛇ヶ崎さんを心配しながらも 今日初めて2人きりになった この時間を逃すまいと 監視のことを伝えようと決めた。
遊
瑠流
涙
瑠流
遊
涙
遊
涙
涙
瑠流
涙
瑠流
私は病室を出て行った 彼女の後を静かについて行った。
廊下
涙
瑠流
瑠流
涙
涙
涙
瑠流
涙
涙
涙
涙
涙
そう言い残すと彼女は その場を後にした。
瑠流
私はその場に立ち尽くし 暫く呆然としていた。
その時だった。
「...あれ?君って確か... 文化祭の時にいた子?」
瑠流
突然、私の背後から声がして 思わず振り返った。
するとそこにいたのは 紫髪の背が低い少女だった。
瑠流
桃音
私は何を思ったか ニカッと笑った彼女に 一縷の望みを託そうと思った。
瑠流
桃音
瑠流