勝敗

こういう時は笑ってれば 何とかなる！！

なんで先輩がそのことを…

僕はなんも返答せず、 相槌を打つ

先生がそんなんでいいのであろうか… まあ僕が勝手にした行動だし、 特に大したことはないんだけど

急に声を出されたから デカい声で返事をしてしまった

やっぱり本当だったのか//

僕は昨日の出来事をもう一度 思い出す

いや嘘つかないでください

昨日クラスのみんなの前で告白 したくせに…

翌々考えればそうだった。

昨日ちゃんと返事を断ったはず 忘れたのは先輩の方だ

僕は正論を突きつける

そうなの…？

そう言い、彼は僕の額にデコピンを する

彼は最後に僕の頭を撫で耳元で 『月曜必ず学校来いよ』 と、言いそのまま帰ってしまった

僕は頭の中がぐちゃぐちゃのまま、 そのまま家に帰ることにした

次の日

ギュｯ

今日もいつも通り先輩の 頭が可笑しい

急に教室に来るし、抱きついてくるし。 ほんと頭が可笑しいと思う。

なんか… めちゃめちゃ髪色派手な人だな 目立ちそう…

この人も先輩かな…。 しかも何故か僕の名前知ってるし…

僕って意外と先輩の中では 知られてる方なのかな…

ちょっと待って！？！？ 一気にいろんなことが起きすぎて 頭が…

グイｯ

図書室

僕は先輩に手を取られたまま、 図書室に連れてこられた

あの先輩がこんなこと 気にしてくれてるなんて思わなかったなぁ

やっぱり先輩って、 僕のこと結構見てくれてる

…ギュｯ

……パｯ！

『絶対勝つから』

好きって言われた時、 正直いってめっちゃドキドキした…//

でも…。

何故か負ける自信は、 ないんだよなぁ笑