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Nam
なむじゅなに連れられて来たのは、屋上の隅っこ。
二人でお弁当を広げると、なむじゅなが自分のおかずを僕のフタに乗せてきた。
Nam
Hobi
Hobi
そんな些細なことで、お米の味がわからなくなるくらい胸がいっぱいになる。
午後の授業は、なむじゅなと目が合うたびに内緒話をしてるみたいな気分で、ずっとふわふわしてた。
Hobi
Nam
帰宅して、お風呂から上がると、部屋にはなむじゅなの匂いが充満してて。
パジャマ姿のなむじゅなと、狭い部屋で二人きり。
意識しないようにすればするほど、昨日の布団の中のことを思い出して、心臓の音がうるさい。
Nam
夜、机を並べて課題をすることになった。
なむじゅなが横からひょいっと覗き込んでくる。
…ちかいよ。
なむじゅなの体温とか、シャンプーのいい匂いがふわっとして、教科書の文字が全然目に入ってこない。
Nam
Hobi
ペンを握る手が震えちゃうのを、必死に机の下で隠した。
いつの間にか、うとうとしてたみたい。
ふっと目が覚めると、部屋は静かで。
机に突っ伏したまま横を見ると、なむじゅなもノートを枕にして寝ちゃってた。
眼鏡を外したなむじゅなの寝顔。
…顔、綺麗だな。
すーすーっていう静かな寝息。
僕はなむじゅなのまつ毛の長さを数えるみたいに、じっと見つめてた。
こんなに近くで見れるの、なむじゅなが寝てる時くらいだから。
すると、なむじゅなのまぶたが、ぴくっと動いた。
Nam
Hobi
やばい、って思った時にはもう遅くて。
ゆっくり開いたなむじゅなの瞳と、至近距離でバチッと目が合った。
Nam
寝起きで少し掠れた低い声が、耳に響く。
なむじゅなは寝ぼけてるのか、じっと僕を見たまま。
…ゆっくりと、大きな手が僕の頬に伸びてきた。