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いじめの恐怖

いじめの恐怖

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いじめの恐怖

♥

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2019年03月12日

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私は、いじめられている。

理由なんて知らない。

私は、ただのいじめグループのサンドバックの様なものだ。

加音

うざいんだよ!!

ミヅノ

…っ

この感覚にも、もう慣れてしまった。

体が完全に慣れてしまっている。

「慣れ」って、怖い。

子分A

早く消えろよ

子分B

ブスが学校来るんじゃねぇよ

子分B

ブスが移るだろうが

加音

やだー笑

子分A

早くガッコ辞めろよ笑

加音

そういえば、私、イイ物見つけちゃったんだよねー笑

子分A

えー?!なになにー?

加音

これー笑

そういうと、加音はクスクス笑いながら、ポケットから写真を取り出した。

加音

あんた、石崎先生とヤってたんだー笑

ミヅノ

ミヅノ

…え

写真には、私の担任の先生・石崎先生と私が良からぬことをしている写真だった。

もちろん、私はそんな事はしていない。

なんらかの加工だろう。

子分A

わぁー、あんたって男に媚び売ってるんだねー

子分A

元々だけどね笑

子分B

なにそれ、言えてるー笑

加音

それな笑

ミヅノ

…っ

もう限界だ。

加音

加音

じゃあ、今日はこのぐらいにしといてあげる

子分A

優しい♡

加音

ふふっ…じゃあね

ミヅノ

…はい

ザッ…

そして、加音たちが去って行った時、誰かが後ろからやって来た。

ノノカ

…あの

ミヅノ

…はい、なんでしょうか…?

ノノカ

あの、さっきから見てたんですけど…

ノノカ

えっと…あの

ノノカ

助けられなくて、すいません ペコッ

そういうと、その人は頭を深く下げた。

ミヅノ

(見ていたなら、助けてくれれば良かったのに…)

そう思うのと同時に、私はこう思った。

『この人は観戦者なんだ』…と

ノノカ

それにしても、可哀想ですね…

「可哀想?」

そんな同情いらない

どうせ心の中では、

「自分じゃなくてよかった」って思ってるんでしょ。

ミヅノ

………

ノノカ

なーんて、言うとでも思った?

ミヅノ

…え

ノノカ

あんたがターゲットでよかったよ

ノノカ

…クラスの奴隷ちゃん

ミヅノ

…っ?!

そう言うと、その人は自分のポケットからナイフを出して、

グサッ…

ミヅノ

…っあ''っ

ノノカ

さようなら…

ミヅノ

…っ

パタン…

私は、最期にこう思った。

『あぁ、この地獄の世界から死ねるんだ』…ってね

2019.3.13.(水)急上昇1位?へランクイン!

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