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黄くんんんんん泣 書き方ほんとに上手すぎて…なんか…声とか状況思い浮かんできて読んでて楽しいです(?)
紫
黄
桃
青
赤
橙
OKです💪🏻 ̖́-
あれから黄くんも退院し、
またいつも通りの生活を送っていた。
後半年で俺は就職。
桃くんは高校を卒業し、 大学へ
橙くんは中学を卒業し、 高校へ
赤くん、青ちゃん、黄くんは進学。
皆各々成長していると思う。
昔は皆喧嘩しては泣き を繰り返していた。
ただ、ずっと気になっていたことがあった。
そう、昔のこと。
思い出そうとしても 何も思い出すことは出来ず、
無理やり記憶を探ろうとしても 頭痛が酷くなるばかり。
聞こうとしてもそんな勇気なんて無い。
何故か分からないけど、
絶対に聞いてはいけないような 気がしたから──。
紫
桃
紫
紫
紫
桃
桃
桃
紫
紫
桃
紫
桃
紫
紫
桃
紫
桃
紫
こういうところ。
心配性で照れ屋さんのところ。
すごく可愛くて愛おしい。
いつもはクールな反面、 こういう性格も出るからモテるんだと思う。
桃
紫
紫
桃
紫
本当に心配性だなと思いながらも、 パソコンへと目を向ける。
目に留まった1つのホームページを
開いてスクロールしては閉じての繰り返し。
就職先を調べ始めて早1時間。
特に自分に合った職は無い。
あまり考える時間も取れない為、 内心焦るばかり。
ピトッ…
紫
黄
勉強をやり終え 2階から下りてくる末っ子。
心配した声色で、
俺の頬に温かいミルクが 入ったマグカップをくっつける。
紫
黄
紫
黄
紫
紫
黄
突然黄くんが下を向いて俯く。
紫
紫
黄
黄
紫
黄くんの少し苦しそうな笑顔に 胸が締められ、苦しくなる。
辛い 悲しい 苦しい 虚しい
沢山の感情が詰まったような 笑顔だった。
若干解放されたいような笑顔を 俺に向けて──。
黄
この場の空気に耐えられなくなったのか、
俺に軽く笑顔を向けて、部屋に戻ろうと 廊下へと通じるドアノブに手をかける。
ガタンッ…
さっきまで左手に持っていたスマホが、 黄くんの小さな手から滑り落ちる。
紫
リビングに居た 俺、桃くん、赤くんが 一斉に黄くんに視線が集まる。
赤
スマホを落としても拾おうとしないため、
心配になって赤くんが黄くんに 近寄ろうと、足を一歩踏み出す。
バタンッ…
凄く嫌な音が左耳から入ってくる。
桃
真っ先に向かう桃くん。
赤くんは冷静に慣れたような手つきで 必要なものを準備する。
そして俺は何をしていいかも分からず、
その場に佇んでいるだけだった。
『お前のせい』
『お前なんか生きる意味なんて無い』
『普通に迷惑』
こんな悪口、言われすぎて正直慣れた
でも、最近悪口を言われている夢を よく見ていた。
今までこんなことはあの時以外に無かった。
年に一回来ても珍しい位だった。
けど、今月だけで計10回は軽く見てる。
起きた時はびっしょりと汗をかいていて、
手足が思うように動かない。
いつも橙にぃに心配されて、
橙にぃから起こされてからようやく起きる。
橙にぃにとって、 僕は迷惑だったのかもしれない。
要らない存在、邪魔な存在 だったのかもしれない。
そう考えるだけで手が震えてきて、
自分の首に手を当てて、 ぎゅぅッ…と締めてしまう。
黄くん / 黄 / 黄ちゃん
同時に五つの声が 僕の耳に飛びかかる。
聞き覚えのある声がして、 僕は重たい身体を必死に起き上がらせた。
が ば ッ …
黄
赤
黄
''助けて''
その言葉が僕の喉元にせり上がってきて 慌てて呑み込む。
''邪魔だから''
''迷惑だから''
''お荷物だから''
そう考えた瞬間、
僕の体は真っ先に勉強机と動き出す。
赤
赤
赤
ガシャンッ…
黄
赤
次々と自分の腕を傷つける。
さっきまで無傷だった腕が 秒で赤く染まる。
ガチャッ…
青
桃
黄
黄
黄
黄
青
橙
桃
黄
青
赤
青
青
赤
黄
黄
青
黄
突然静まった部屋。
そこにはいつもと違う青にぃが立っていて、
しっとりとした声が 部屋の隅から隅まで響く。
黄
黄
青
青
黄
青
黄
青
黄
青
桃
青にぃが口を滑らせる。
途端に桃にぃが反応し、 辺りは気まずい雰囲気が漂う。
青
青
桃
青
黄
青
青
黄
黄
黄
パシッ…
黄
青
青
黄
青
青
青
青
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
青
黄
黄
青
そう言って青にぃは 僕の体を優しく包み込む。
黄
黄
黄
青
青
黄
青にぃの言葉に、 さっき止まったばかりの涙がまた溢れ出す。
本当は自分が1番辛いはずなのに、
僕の弱音をしっかりと受け取って、
フォローで返しながらも 倍で悲しさを嬉しさに塗り替える。
僕は青にぃの優しさに沁みて、
全身から力が ふっ… と 抜けていった──。
リクエスト大募集中
ほぼ何でも書けると思いますので、 リクエストはお気軽に💪🏻 ̖́-
おつれいでした🦔💛