テラーノベル
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そしてあっという間に2週間
俺たちは最後の日
ふたりで花火を見に来ていた
小笠原海
小笠原海
大輪の花たちが俺らの上で咲き誇っていた
花火の音が大きいせいもあって 俺たちの距離は自然と縮まる
小笠原海
髙松アロハ
小笠原海
小笠原海
髙松アロハ
髙松アロハ
髙松アロハ
ここの場所は 俺だけの特別な場所だった
小笠原海
小笠原海
髙松アロハ
髙松アロハ
髙松アロハ
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
髙松アロハ
髙松アロハ
髙松アロハ
髙松アロハ
全部教えた
海のこと
山のこと
いいところ全部
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
髙松アロハ
小笠原海
小笠原海
カイくんはそう言って また夜空を見上げた
髙松アロハ
花火の色とりどりの色に反射する海
そして色々な色に染まるカイくんの横顔
その横顔があまりに綺麗で
俺はその横顔をずっと見つめていた
けれど同時に
俺の奥底にある気持ちに
痛いほど気付かされる
髙松アロハ
小笠原海
花火の音が消える
髙松アロハ
髙松アロハ
髙松アロハ
髙松アロハ
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
そしてまた花火が上がった
それと同時に
俺たちの影は重なった
花火が終わってすぐ
俺たちは場所を移動した
髙松アロハ
髙松アロハ
小笠原海
小笠原海
髙松アロハ
カイくんの家は初めてだったから
俺は少し戸惑った
髙松アロハ
けれどそんなのカイくんには関係なくて
俺はカイくんのベッドに押し倒された
いつもはヒート(発情期)の時だったから
シラフでするのは初
髙松アロハ
髙松アロハ
とてつもなく恥ずかしく感じた
小笠原海
カイくんはそんな俺を他所に 容赦なくキスをしてきた
髙松アロハ
舌が入ってくると それだけで気持ちよくなって
俺のはすぐに反応した
小笠原海
小笠原海
カイくんは俺のに優しく触れた
髙松アロハ
小笠原海
カイくんは手を動かした
髙松アロハ
触られると俺は一気に濡れた
小笠原海
カイくんは後ろに指を入れてくる
髙松アロハ
俺の中はカイくんの指をすぐに受け入れた
小笠原海
小笠原海
小笠原海
カイくんから言われたのは初めてだった
それで胸がきゅっとなる
髙松アロハ
髙松アロハ
俺たちは向かい合った
髙松アロハ
小笠原海
小笠原海
小笠原海
俺はカイくんの目を見て頷く
後ろに熱いのが当たると
俺の胸は高鳴った
髙松アロハ
小笠原海
そしてすぐに奥へと
カイくんのが入ってきた
髙松アロハ
奥に奥にカイくんのが入ってくる
俺は気持ちよくてカイくんを抱きしめた
小笠原海
髙松アロハ
奥に当たるのが分かった
小笠原海
カイくんは俺を抱きしめたまま 動き出した
髙松アロハ
カイくんのベッドで
カイくんに抱きしめられて
俺はカイくんの匂いに全身を包まれる
それはアルファの匂いじゃなくて
カイくんの匂い
それがひどく心地よかった
それのせいで俺の感度も上がる
髙松アロハ
小笠原海
抱きしめられたまま突かれると
突かれる度に何かが込み上げてくる
髙松アロハ
髙松アロハ
髙松アロハ
もっと抱かれていたい
もっと触れていたい
それなのに絶頂は迫ってくる
髙松アロハ
髙松アロハ
小笠原海
小笠原海
耳に触れるカイくんの髪すらも
俺は愛おしくてたまらなかった
でも
この関係が終わってしまいそうで
何も伝えられない
髙松アロハ
好き
大好き
帰らないで
置いてかないで
カイくんにとって俺はなに…?
ただの治療の対象…?
言いたいことだらけ
聞きたいことだらけなのに
それは絶頂の波でかき消される
髙松アロハ
小笠原海
ごめんカイくん
最後だから
わがまま聞いて…?
髙松アロハ
髙松アロハ
小笠原海
小笠原海
髙松アロハ
髙松アロハ
小笠原海
番(つがい)になってとは言わないから
髙松アロハ
髙松アロハ
全部を感じたい
カイくんの
全部を…
小笠原海
小笠原海
お互い汗だくで
抱きしめあったまま
カイくんは腰のスピードをあげた
小笠原海
髙松アロハ
そしてその時がきた
小笠原海
髙松アロハ
小笠原海
カイくんは俺を強く抱きしめて
俺の胸に顔を埋めた
そして
温かさが込み上げてきて
カイくんのが脈打つのが分かった
ドクドクドク…ッ
そして俺は脈打つのを感じた瞬間
髙松アロハ
髙松アロハ
ビュルルルル…ッ
自分の腹部に欲を吐き出した
俺たちは
その日の朝まで抱き合っていた
カイくんは最後まで
ありがとう
ありがとう
そればっかり
俺の方こそありがとうなのに
なんでカイくんがって
言われる度に思った
カイくんが帰る瞬間は
なんだか呆気なくて
元からいなかった人みたいに
特に多くも語らず
俺の元から去っていった
俺のこの気持ちも
いつかはこんなふうに
呆気なく消えてなくなるのだろうか
季節は過ぎていくって
知っていたはずだった
けれど
ひと夏の長さより
カイくんとの思い出が多すぎて
忘れようにも
忘れられない
始まりがあれば終わりもある
それは分かっていた
でも出来るだけ
カイくんのそばにいたかった
ただの親しい職場の先輩だったら良かったのに
どうして愛してしまったんだろう
俺にとってこの夏は特別で
今までの人生の中で1番
大切で幸せな時間でした
ありがとうカイくん
どうか元気で
コメント
5件
遅くなりすみません💦 気づいたら3個も作品が増えている!!!嬉しすぎる😭色々とありテラーを見る時間がなくて今やっと見れました🥹夏が終わってしまった、、アロハくんの気持ちが酷く分かります。カイくんはどう思っているのだろう、、あ、❤️は3作見てからたくさん押します🫡 続き見て来まぁ〜す!!!!!
お別れになりましたね。 最後すごい良い別れ方です!
うわあ…読んでて胸がぎゅっとなった。花火の下で「俺のこと抱いてくれないかな」ってアロハが言うシーン、すごく切なくて。最後の朝まで抱き合って、カイくんが「ありがとう」繰り返すの、逆にこっちが泣きそうになったよ。別れがあっけなくて「元からいなかった人みたい」っていう一文が特に刺さった…。この夏の思い出、アロハの中でずっと色褪せないでほしいな。