コメント
0件
めりーくりすまーす! イブに部活入ってることにむかつき ながらも部活頑張りました! 偉いですよね!!(( クリスマスのお話です! 赤桃 水白 青黒
12月の25日 世間ではクリスマス
寒い冬空の下少し震えながらも 彼を待っていた
こんな寒い日に手袋を着用しなかった自分に内心怒りながら周りを見渡した
後ろから急に来た声に体が反応し 肩を揺らす
そんな建前を口にして下を向く
そう言って手を差し伸べる彼 間抜けな声が漏れる
ぎゅっと手を握って 足を動かした
ふはっと1人で笑いながら目を細める
顔が赤く染まっていく 体温が上昇していく
そう言って頬にキスする彼 そういう焦れったい所もすきなんて 思っている僕がいる
固く握った手を離さずに他愛のない話をして笑い目的地へと向かった
イルミネーションが光る木の下 1人彼を待つ
いつもとは少し違う服装 彼が褒めてくれるだろうか
目の前を通る人達を見ながら はぁっと息を吐く
白い気体が星の光る空へと消える
ぼそっと一言呟くとその瞬間 視界が暗くなった
覆いかぶさっていた手が消え彼の顔とイルミネーションの光が目に入る
少し恥ずかしく感じながらも笑うと 彼がぎゅっと抱きしめてきた
そう言って左手の薬指にはめられた 指輪を見せる
そう言って唇を重ねる とてもとても甘いキスだった
すると少し後ろからコートの裾を くいっと引っ張られた
彼女を抱き潰すかのように抱きしめる
俺があにきを抱きしめる横で あほとけとうさぎもくっつき始めた
まあまろはあにきにしか興味無いんでどうでもいいですけど
顔が真っ赤になるないこ それを見て口元が緩むりうら
案外どのカップルもバカップルだな、なんて思いながらやめることなく俺はあにきを抱きしめる
甘いクリスマスに結ばれる3本の赤い糸は途切れるなんてことを知らず
時代が幾度変わっても 魔法が溶けることはないのでした
𝙼𝚎𝚛𝚛𝚢 𝙲𝚑𝚛𝚒𝚜𝚝𝚖𝚊𝚜𓂃