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#らんこさ
クッキー
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瀬那
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敵
敵
SIXFONIA
SIXFONIA
敵
敵
SIXFONIA
SIXFONIA
敵
グサッ
裏社会で有名な組織“SIXFONIA”
上位の強さを誇るものの、誰もその姿を見たことがない。
情報も少なく、存在することも分からないことから、皆彼らをこう呼ぶ
“幻”と
重厚な洋館の扉が開くと同時に、リーダーのLANが私のもとへ真っ直ぐ歩み寄ってきた。
彼は私の前にひざまずき、愛おしそうに両手を包み込んでくる。
L
〇〇
L
少しでも目をそらすと不安そうに歪む彼の瞳。家族以外はどうでもいいと言い切るLANの、度を越した愛情表現だった。
そこへ、呆れたような声を上げて入ってきたのは、上着を脱ぎ捨てたいるまだ。無造作に私の頭を撫でてくれる。
I
〇〇
I
途端にいるまの口が固く閉ざされる。裏社会では銃の名手として恐れられる彼だが、私達に真っ直ぐ褒められると、どう応えていいか分からず耳の裏まで真っ赤にしていた。
H
背後から不意に飛びついてきたのは暇72だ。おちゃらけた笑顔で私の肩に腕を回すと、自然な動作で私の前髪を優しく払う。
H
K
すかさず滑り込んできたこさめが、あざといほどの可愛らしさで私の服の袖を掴み、上目遣いで見つめてくる。
二人とも、外では爆弾を操る狂気や冷徹な壁を隠し持っているのに、この家では甘えん坊な弟の顔になる。
S
キッチンの奥からエプロン姿のすちが顔を出した。
おっとりとした口調で微笑む彼は、戦場ではチーム一凶暴な殺戮者へと変貌する。
そのギャップを知っているからこそ、この穏やかな時間が愛おしかった。
M
リビングへ向かおうとしたみことが、何もないところで綺麗に足をもつれさせた。
〇〇
M
咄嗟に支えると、みことは仕草こそ王子様のように気品に溢れているのに、とんでもない天然でドジっ子な笑顔を見せる。
彼のはにかんだ表情で、リビングの空気が一気に和んでいった。
全員で食卓を囲み、他愛のない話で笑い合う。外の世界では情報すら掴ませない孤独な“幻”の彼らが、お揃いの指輪をはめた手を繋ぎ合い、本物の家族として私を求めてくれる。
L
不意にLANが私の指に触れ、引き寄せてその甲にそっと唇を落とした。
メンバーたちの視線が一斉に私へと注がれ、そこには深い独占欲が宿っている。
〇〇
L
家族以外のすべてを拒絶する彼らの、世界で一番甘くて危険な居場所。
私は彼らの愛に包まれながら、幸せな微笑みを返した。
♡×3
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コメント
1件
第1話、読み終わりました。冒頭の戦闘シーンから一転、帰宅後のメンバーたちの豹変ぶりが鮮やかで、まさに“幻”という名前の裏社会と家族の二面性を一気に見せてくれましたね。お揃いの指輪やLANの独占欲の描写に、この世界のルールと絆の重さがしっかり仕込まれている印象です。幸せなのにどこか危うい、この居心地の良さに続きが気になります。