Nakamu視点
中村 水樹
導かれるがままにぺいんとさんに着いていくこと約数分。
チラリと俺の方を見ただけで、ぺいんとさんは何も言わなかった。
気になってしまい、後ろを振り返る。
中村 水樹
後ろには殺気に満ちた赤い目をした兎?がいた。
中村 水樹
癒乃 絃
中村 水樹
癒乃 絃
癒乃 絃
ピョンピョンと軽快に飛び跳ねる兎は側から見れば可愛らしさすらあるのに…。
中村 水樹
癒乃 絃
中村 水樹
癒乃 絃
癒乃 絃
中村 水樹
中村 水樹
癒乃 絃
ぺいんとさんは俺と違って生身の人間だ。
俺の場合は妖怪の血が多少入っているため、体力や持久力がある程度向上されていたので疲れてはいない。
どうしよう。
このまま、ぺいんとさんが動けなくなっちゃったら。
俺には何ができる…?
飛びかかって来るキラーラビット。
俺を庇うように立つぺいんとさん。
妖怪の血が流れているとはいえ、俺には何も出来ない。
中村 水樹
怖くなって目を瞑った。
一向に痛みが走ることはなかった。
目を開けると、辺りの木々が倒れ、真っさらな更地になっていた。
キラーラビットはぺたんと倒れ、ぺいんとさんはまるで銅像かのように動かなかった。
その代わり、俺の目の前には2人の人間…?が居た。
癒乃 絃
漆黒に煌めく翼を持った、ぺいんとさん似の少年。
癒乃 絃
純白の翼と輝く光輪を持つ、同じくぺいんとさん似の少年がいた。
癒乃 絃
癒乃 絃
癒乃 絃
中村 水樹
癒乃 絃
そう指差した先にいたのは、ぺいんとさんだった。
ぺいんとさんから?どういうこと?
癒乃 絃
癒乃 絃
コメント
2件
最高でした! 続き楽しみにしてます!