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まふゆ

私、稀血なんだ。

まふゆ

だから…
凄く狙われるの。

そうなんだ。

それは辛かったね…

稀血とは、 このセカイの人口の約0.3%を占める… 特殊な人間だ。 その特殊さ故に、狙われ易く…殺される。 そして、 稀血はヴァンパイアと契約を結ぶ。 自分を守る為に… そして、ヴァンパイアは… 血を飲む為に。 ヴァンパイアと契約をした稀血の血は、 もう利用する事が出来ない… と彼女は言った。

まふゆ

変な話だよね…

まふゆ

まあ、仕方ないのかな…

僕は何も言えなかった。

瑞希

これは…

瑞希

魔法陣…?

魔法の授業中、 いきなり魔法陣を先生が描きだした。 魔法科ではなくても、 簡単な魔法くらいは習う。 けど、魔法陣なんて高度な魔法は… 習わない筈…

危ないッ!!

寧々

え…?

隣の教室に居た、 緑髪の女の子に魔法が飛んだ。

寧々

な…にこれ…

女の子のお腹には、 魔法で出来たナイフが刺さっていた。

瑞希

大丈夫…!?

瑞希

取り敢えず…

先生…? 厭、先生は駄目だ。 だって、魔法陣を描いたのは… 先生なんだから…

まふゆ…

まふゆなら、
治癒魔法、得意な筈…

瑞希

分かった!

瑞希

呼んでくる!!

急いで教室を飛び出し、 魔法科の教室へ向かった。

授業を受けて居ると、 瑞希がやって来た。

瑞希

ねえッ…

瑞希

まふゆ…ッ!!

瑞希

助け、て…!!

まふゆ

どうかした?

瑞希は、 私の手を掴んで走った。

寧々…?

朝比奈さん達に着いて行くと、 寧々が倒れていた。

瑞希

先生がいきなり、
魔法陣を描きだして…

瑞希

魔法がこの子に…
飛んで…

寧々は辛そうに息をしていた。 朝比奈さんは、 急いで魔法陣を描く。

まふゆ

えっと…

まふゆ

リーフェ!

朝比奈さんがそう言うと、 寧々の血は止まって、 幾分か楽そうに見えた。

良かった…

寧々

ぅ……

寧々、大丈夫かい?

寧々

……貴方、誰?

寧々は僕の事を忘れていた。

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