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BTS妄想「捨てないで」BL

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BTS妄想「捨てないで」BL

8 - BTS妄想「捨てないで」テテグクBL

♥

2,027

2019年11月16日

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…にしても、 昨日泣きすぎてまぶたが重いし凄い違和感感じる…。

たしか今日は、 撮影あったよね?

まぶた…絶対腫れてるよね? え… 撮影…いやなんだけど…?

スタッフにバレるのはいいとして、 armyにバレると…、 心配かけちゃうよね…?

サングラスでもするかな…? いや、 でもそれだとなんで急にサングラスし始めたのかarmyからしたら気になるだろうし…

もしサングラスを付けたとしても、 勘のいい人ならわかるかもしれない…。

なんて、 昨日ことはなかったかのように撮影について色々と考えて頭を抱える。

JUNGKOOK

はぁ…

ため息を一つこぼし、 僕は顔を洗いに洗面台へと向かおうと床に足をつく。

そして、 自分の部屋のドアを開けて階段をおりていくとリビングからヒョン達の話し声が聞こえはじめた。

みんなの声が聞こえる…? 珍し…。

なんてことを、 思いながらも僕はリビングを後にしてまっすぐ洗面台へと向かう。

___________

洗面台につき、 そこでも僕はひとつため息をこぼすと蛇口をひねり流れ出てくる水に手を出す。

手に触れた水はもうすぐ冬になるからなのか、 指先が少しピリッとするほどすごく冷たかった。

そんな水だったもんだから、 一瞬顔を洗うのに躊躇(ちゅうちょ)したが僕は小さな勇気を絞り顔に水をパシャっとかけた。

僕が思っている以上に冷たかったけど何度もかけているとその冷たさに慣れ始めた。

顔を洗い終わると僕は右にある小さなタオルを手に取り、 軽く叩くようにふく。

そしてパッと目の前にある鏡に写る僕を数秒間見つめたあとに僕のまぶたを意識して見てみると、 今までにないくらいに腫れ上がっていた。

その腫れ上がりように思わず「うわ…」と声を発する。

JUNGKOOK

…どうすんのこれ…

そう呟いた瞬間、 のそりと動いて入ってきたジンヒョン。

JIN

お、ジョングガ

JUNGKOOK

あ、ジンヒョン。

JIN

ジョングガ笑笑

JIN

まぶたどうしたんだよ笑笑

そう言って小馬鹿にするように笑っているジンヒョンに僕も、 笑いながら「ジンヒョンそのまぶたどうしたんですか?」と言った。

するとジンヒョンは、 「あ、やっぱり?」 って…。

反応薄くないですか…?

今日は撮影日だって言うのに…。

JUNGKOOK

はぁ…撮影日なのに…このまぶたどうしよう…

そうつぶやくと、 ジンヒョンはその言葉に反応し…。

JIN

今日は中止にしてもらったぞ

JUNGKOOK

え…?

JIN

いやぁ…昨日あんなことがあって撮影出来ると思うかー?

JIN

無理だろ?

JIN

だからヒョンが朝イチに事務所にいって頭下げて頼んだんだぞ!

…いや…、 撮影中止って…、 そんなことできるの…?

JIN

ほら!ヒョンに一言言うことないのか!?

そういうヒョンの言葉に戸惑いながらも、 僕はお礼した。

JUNGKOOK

あ、ありがとうございます…?

JIN

なんで疑問風なんだよ笑笑

JIN

もっと心からありがたさを言いなさいよ!

JUNGKOOK

あ、ありがとうございます!!

…さすがジンヒョンっ!

さっきまでの戸惑いは消え、 そう心の中で強くガッツポーズをとった後に、 僕はジンヒョンを置いてリビングへと向かい、 ドアを勢いよくあける。

RM

お、ジョングガこんな早くに起きるなんて珍しいな笑

J-HOPE

ジョングガおはよー笑笑

J-HOPE

今日は早いね笑笑 どうしたの?笑笑

SUGA

おー、おはよ

JIMIN

お!ジョングガおはよ!

口々に挨拶をしてくれるヒョン達の次に、 テヒョニヒョンからも挨拶をしてくれる。

V

おはようジョングガ!

…いつものテヒョニヒョンだ。

よかった…。

そう安心して僕はテヒョニヒョンの隣に座りに行った。

JUNGKOOK

あれ、シュガヒョンこれからどこか行かれるんですか?

目の前に座ってスマホをいじっているシュガヒョンにそう話しかける。

いや、 だって、 なんか普段着じゃなくてオシャレしてるから…

オシャレと言っても、 みんなが想像するような格好じゃない。

中にTシャツを着ていて、 パーカー、 そして普通にどこにでも売ってあるようなズボン。

この格好は僕から見てオシャレだと思う。

だって、 シュガヒョンは普段こんな服着ないから。

って、 本当は今日撮影日だったからかな?

SUGA

これからユニ〇いくんだよ

JUNGKOOK

え、ヒョン1人でですか?

SUGA

何馬鹿な事言ってんだよ…笑

SUGA

みんなで行くんだよ笑

JUNGKOOK

ぼ、僕もですか?

SUGA

当たり前だろ笑笑

急なお出かけ…。

ユニ〇に行くことになったのってもしかして、 ジンヒョンが…?

なんてまた脳内で考えていると、 次は僕が話しかけられた。

V

ジョングガ行くのいや…?

そう言って、 少し可愛こぶりながらキュルンとした瞳で見つめてくるテヒョニヒョン。

……

JUNGKOOK

そんなわけないじゃないですか!!

JUNGKOOK

むしろ逆ですごく行きたいです!!!

ユニ〇か…!!

やった……?

あれ、 そういえば…

確か、 ユニ〇って日本の…

するとようやくリビングにやってきたジンヒョンは、 僕が思っていたことが伝わっていたのか、

「日本だよ、今から飛行機乗って行くんだ。」

って、 なぜかドヤ顔で言い張った。

いや、 そんなドヤ顔で言われても…、 明日も撮影があるじゃん…!

まさか、 日帰りで…?

そんな、 日本に行って遊んだなんて知られたら僕ら怒られるんじゃ…

そう思った瞬間に僕は、 リビングの入口にたっているジンヒョンをつれてリビングを出る。

JUNGKOOK

明日ももしかして休むんですか?

JIN

当たり前だろ!?

あ、当たり前だろ…?

JIN

飛行機乗るだけでも疲れるのにその後にユニ〇なんて無理だろ?

JUNGKOOK

いや…無理ではない…ですけど

JUNGKOOK

っていうかなんで急に…

僕がそう聞くと、 ジンヒョンは一瞬にして優しい表情をしながら、

JIN

テヒョンアに楽しんでもらうためだよ

JIN

辛いことがあった分、楽しませてあげなきゃ可哀想だろ?

JIN

それに、ジファンってやつなんか忘れて僕達だけを記憶に残して欲しいから…?

JIN

お!僕はかっこいい事言ったな!!

JIN

はぁー…!僕は本当にかっこいい…

……

JUNGKOOK

ほんと…

JUNGKOOK

かっこよすぎですよ笑笑

そういう考えだったんだ。

ただ単に遊びたいがためにじゃなかったんだ…。

テヒョニヒョンとの思い出を作るために…。

そのために今日マネージャーやスタッフに頭を下げて、 撮影を休んで…。

JUNGKOOK

ヒョン、かっこよすぎですよ

JIN

やー!!だろー!!

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コメント

36

ユーザー

感動しました〜笑

ユーザー

ちんちゃ ちゃるせんぎょった〜!

ユーザー

ほんとにこの物語神すぎですよ!大好きです!続き早くみたいな〜

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