この作品はいかがでしたか?
2,026
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…にしても、 昨日泣きすぎてまぶたが重いし凄い違和感感じる…。
たしか今日は、 撮影あったよね?
まぶた…絶対腫れてるよね? え… 撮影…いやなんだけど…?
スタッフにバレるのはいいとして、 armyにバレると…、 心配かけちゃうよね…?
サングラスでもするかな…? いや、 でもそれだとなんで急にサングラスし始めたのかarmyからしたら気になるだろうし…
もしサングラスを付けたとしても、 勘のいい人ならわかるかもしれない…。
なんて、 昨日ことはなかったかのように撮影について色々と考えて頭を抱える。
JUNGKOOK
ため息を一つこぼし、 僕は顔を洗いに洗面台へと向かおうと床に足をつく。
そして、 自分の部屋のドアを開けて階段をおりていくとリビングからヒョン達の話し声が聞こえはじめた。
みんなの声が聞こえる…? 珍し…。
なんてことを、 思いながらも僕はリビングを後にしてまっすぐ洗面台へと向かう。
___________
洗面台につき、 そこでも僕はひとつため息をこぼすと蛇口をひねり流れ出てくる水に手を出す。
手に触れた水はもうすぐ冬になるからなのか、 指先が少しピリッとするほどすごく冷たかった。
そんな水だったもんだから、 一瞬顔を洗うのに躊躇(ちゅうちょ)したが僕は小さな勇気を絞り顔に水をパシャっとかけた。
僕が思っている以上に冷たかったけど何度もかけているとその冷たさに慣れ始めた。
顔を洗い終わると僕は右にある小さなタオルを手に取り、 軽く叩くようにふく。
そしてパッと目の前にある鏡に写る僕を数秒間見つめたあとに僕のまぶたを意識して見てみると、 今までにないくらいに腫れ上がっていた。
その腫れ上がりように思わず「うわ…」と声を発する。
JUNGKOOK
そう呟いた瞬間、 のそりと動いて入ってきたジンヒョン。
JIN
JUNGKOOK
JIN
JIN
そう言って小馬鹿にするように笑っているジンヒョンに僕も、 笑いながら「ジンヒョンそのまぶたどうしたんですか?」と言った。
するとジンヒョンは、 「あ、やっぱり?」 って…。
反応薄くないですか…?
今日は撮影日だって言うのに…。
JUNGKOOK
そうつぶやくと、 ジンヒョンはその言葉に反応し…。
JIN
JUNGKOOK
JIN
JIN
JIN
…いや…、 撮影中止って…、 そんなことできるの…?
JIN
そういうヒョンの言葉に戸惑いながらも、 僕はお礼した。
JUNGKOOK
JIN
JIN
JUNGKOOK
…さすがジンヒョンっ!
さっきまでの戸惑いは消え、 そう心の中で強くガッツポーズをとった後に、 僕はジンヒョンを置いてリビングへと向かい、 ドアを勢いよくあける。
RM
J-HOPE
J-HOPE
SUGA
JIMIN
口々に挨拶をしてくれるヒョン達の次に、 テヒョニヒョンからも挨拶をしてくれる。
V
…いつものテヒョニヒョンだ。
よかった…。
そう安心して僕はテヒョニヒョンの隣に座りに行った。
JUNGKOOK
目の前に座ってスマホをいじっているシュガヒョンにそう話しかける。
いや、 だって、 なんか普段着じゃなくてオシャレしてるから…
オシャレと言っても、 みんなが想像するような格好じゃない。
中にTシャツを着ていて、 パーカー、 そして普通にどこにでも売ってあるようなズボン。
この格好は僕から見てオシャレだと思う。
だって、 シュガヒョンは普段こんな服着ないから。
って、 本当は今日撮影日だったからかな?
SUGA
JUNGKOOK
SUGA
SUGA
JUNGKOOK
SUGA
急なお出かけ…。
ユニ〇に行くことになったのってもしかして、 ジンヒョンが…?
なんてまた脳内で考えていると、 次は僕が話しかけられた。
V
そう言って、 少し可愛こぶりながらキュルンとした瞳で見つめてくるテヒョニヒョン。
……
JUNGKOOK
JUNGKOOK
ユニ〇か…!!
やった……?
あれ、 そういえば…
確か、 ユニ〇って日本の…
するとようやくリビングにやってきたジンヒョンは、 僕が思っていたことが伝わっていたのか、
「日本だよ、今から飛行機乗って行くんだ。」
って、 なぜかドヤ顔で言い張った。
いや、 そんなドヤ顔で言われても…、 明日も撮影があるじゃん…!
まさか、 日帰りで…?
そんな、 日本に行って遊んだなんて知られたら僕ら怒られるんじゃ…
そう思った瞬間に僕は、 リビングの入口にたっているジンヒョンをつれてリビングを出る。
JUNGKOOK
JIN
あ、当たり前だろ…?
JIN
JUNGKOOK
JUNGKOOK
僕がそう聞くと、 ジンヒョンは一瞬にして優しい表情をしながら、
JIN
JIN
JIN
JIN
JIN
……
JUNGKOOK
JUNGKOOK
そういう考えだったんだ。
ただ単に遊びたいがためにじゃなかったんだ…。
テヒョニヒョンとの思い出を作るために…。
そのために今日マネージャーやスタッフに頭を下げて、 撮影を休んで…。
JUNGKOOK
JIN
コメント
36件
感動しました〜笑
ちんちゃ ちゃるせんぎょった〜!
ほんとにこの物語神すぎですよ!大好きです!続き早くみたいな〜