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木兎光太郎の道理

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木兎光太郎の道理

1 - 木兎光太郎の道理 1

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2024年07月07日

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赤葦

え ?

木兎

え なに ?

赤葦

いや何っていうか …

赤葦

なんですかこの手は

木兎

ん ? 嫌だった ?

赤葦

赤葦

嫌じゃないですけど …

赤葦

ただ道理がわかりません

木兎

あかーしと手繋ぎたかっただけ !

赤葦

だからその理由を聞いてるんですよ !

木兎

あかーし野暮 !

木兎さんは俺たちの思考の外側で生きてる

水曜4限の古典の授業を起きるために

3限までの授業を全部寝てるとか

懐かないと評判の野良猫に振られた日は

1日使い物にならなくなるとか

部活帰りはいつも

遠回りして帰るとか

皆にとってはくだらないこと 馬鹿馬鹿しいこと

俺にはわからないこと

木兎

その時間さー
体育してる赤葦が見れるんだよね !

けど木兎さんにとっては

木兎

あの猫なんかあかーしに似てない !?

全て理に適っていたり

木兎

せっかく赤葦がいるのに勿体ないじゃん !

だからあの日 、木兎さんが俺に触れたことだって

きっと木兎さんなりの道理があるんだろうと

俺は心の底から信じて疑わなかった

赤葦

( … のに )

木兎

あ 、この前のあれ ?

木兎

いや 、

木兎

特に理由があった訳じゃないんだけど …

木兎

あかーしの顔見てたらグワーッてなってしちゃった !!

顔にジャージを投げつける

ボフッ

木兎

んぶっ

木兎

何す …

木兎

あれ !? いない !!

木兎光太郎の道理

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