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ルグル
幻獣召喚、と小さく呟くと周りに紫の花が散り始める
ルグル
その言葉を待っていたかのように花弁がぶわっと飛んで、 その中心には黒い毛色の狐がいた
尻尾の先と耳の先が紫がかっていて 神聖な雰囲気を醸し出していた
ルグル
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ルグル
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ルグル
ルグル
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ルグル
ルグル
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ルグル
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敵軍兵士
敵軍兵士
敵軍兵士
ルグル
敵軍兵士
敵軍兵士
敵軍兵士
敵軍兵士
それが自分の話だと分かったと共に トントンが侮辱されていることが分かった
冷静に、総統のみ殺すつもりでいたがもう無理だった
ルグル
最低最悪最強最恐 全てを揃えた殺戮の神
こんなただの人間に神仏召喚はキツいかななんて思ったけど 侮辱したのは、喧嘩を売ったのはそっちがさきだから そんな言い訳をしつつパーティーホールの中心へ移動する
敵軍兵士
一人の兵士が近付いてくる さっき話していた奴だ
ルグル
その腕にしなだれかかる
敵軍兵士
下心丸出し、鼻の下伸ばしちゃって… 不愉快以外のなにものでもないわ
ルグル
ホールを抜けて廊下に出た
ルグル
にっこり笑ってサバイバルナイフを取り出し心臓に深く深く突き刺す
敵軍兵士
突き刺さったそこからあふれ出す血が カーペットを赤く濡らす
ルグル
あの後俺はゾムの方へ向かった
ゾムも敵を倒し終わったらしい
あいつの血が頬を伝い、首から胸元、腹へと流れてくる
死んでもなお不愉快にさせるのか、そう思った
ゾムが心配そうに見ていたからここのシャワー室を借りることにした 汚いものは流さなくちゃね
何も考えずに水を出したせいで頭から水をかぶってしまった 血は流れたものの服が張り付いて気持ち悪い
ゾムはびしょ濡れで出てきた俺を見て驚いたのか顔を逸らしながら 上着を貸してくれた
優しいんだななんて思いながら俺たちは帰っていった
皆お祝いしてくれて、グルッペンからはドレスを貰った 俺は着せ替え人形じゃないんだぞ…
可愛いのもかっこいいのもあった けど俺は、赤いマフラーがいい
それを言ったらみんな笑って、トントンは嬉しそうに 微笑んで、我儘だなぁなんて言ってた
幸せな今が
ずっと続いてほしかった
起きたらそこは知らない場所だった
ルグル
手と足には鎖付きの輪が嵌っていた
思い当たる節がある 大量虐殺した、一昨日の戦争
もしもそうなら他の皆が危ない
動こうとしたけれど吊るすように繋がれた鎖が邪魔をする
ルグル
???
ルグル
???
ルグル
???
???
ルグル
???
ルグル
???
???
ルグル
???
深くかぶったフードから覗く口元はニヤニヤしていて 俺を馬鹿にしていた
ルグル
???
パァン、という音がした なんの音かすぐには分からなった
遅れてじんわりと足に痛みが広がった 鞭で打たれたのだろう
ルグル
ガシャンと鎖が鳴る
???
パァン、パァン、パァン、パァン 何度も何度も叩く音が聞こえる
意識が遠くなっていく
ルグル
視界が真っ暗になってしまった
遠くで皆の呼ぶ声が聞こえた
来てくれたことが嬉しかったと同時に 皆が危険に晒されたことになる
心配させてしまったのか
申し訳ないなぁ…
でも、起きなくちゃ もう心配させない
そう思って重い瞼を押し上げた
起きたらそこは軍の医務室だった
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ルグル
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ルグル
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ルグル
ルグル
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ルグル
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ルグル
ルグル
ぼろぼろと大粒の涙が零れる
それは液体となる事はなかった
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ルグル
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ルグル
si
ルグル
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ルグル
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ルグル
ルグル
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si
ルグル
si
コンコンとノックの音が聞こえた
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扉を閉めてこちらを向いたエミさんが 起き上がって話しているルグルと目があう
ふっと手に持っていたティーカップを落としてしまった
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ルグルが起きたことを伝えてなかったせいで 起きているルグルをみてパニックになっているのだろう
無言のままこちらへきて じっと見つめられた
ルグル
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泣きながらそう言われた それだけ心配をかけてしまったんだと改めて分かった
ルグル
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そういいながらエミさんが皆に起きたことを伝えてくれた 数分しないうちに廊下が騒がしくなった
皆にたくさんしんぱいかけちゃったしな 謝らなくちゃ