男
男が体を起こすとそこには綺麗な月と湖が広がっていた
男
男
男
辺りを見回すと丁度真後ろに古く、大きな神社のようなものが建っているのに気がついた
男は引き寄せられるように中に入っていく
暫く歩いていて気がつくと、男は狭い部屋に立っていた
内装は古い神社そのものだった筈が、何故か男の左右にはエレベーターがあった
男
壁
男
男は左のエレベーターに乗った
中に入ると白い何も書いていないボタンが一つだけ
押すとエレベーターが動き出した
男の乗ったエレベーターは下に向かって進み出す
止まる事なく一定のスピードで降りていく
...どのくらい経っただろうか。ただ時間が過ぎていく中、ふと白いボタンに目をやると数字が浮かび上がっていることに気がついた
8
男は限りなく低みに達した
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解説 メビウスの輪(輪廻)