この作品はいかがでしたか?
200
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Broooock
1度少しだけの休憩を挟んだだけだから、相当辛い
でもこれはもっと強くなるため
僕は弱いんだから、強くならなくちゃ
シャークんの隣に、立てるようにならなくちゃ
Broooock
「もっと早く」
頭の中ではそう思ってるのに、 足が追いつかない
「もっと強く」
頭の中ではそう思えるのに、 現実はそんなに強くなれない
でも僕はもっと強くならなくちゃ
Broooock
Broooock
でもこれぐらいで”きつい”とか言ってちゃ
戦場ではもっと走るし、ナイフを振ったり銃や弓を撃ったり
もっとキツイんだから、体力もつくように
Broooock
Broooock
足が追いつかず、転んでしまった
なにかにつまづいた訳ではなく、自分がまだまだ弱いだけ
Broooock
どうせもうすぐ消えるんだし
それまでに、国の為に皆の為にできること
それを成し遂げないと
だから僕はもっと強くならないと
もっともっと
僕はなぜ今立ちどまってしまっているのだろうか
Broooock
Broooock
地面から体を離し、僕はまた走り出した
皆の為に、僕はやらなくちゃ
Broooock
すぐ息が上がってくる
やっぱり僕はダメダメじゃん
もっと役に立ちたい、強くなりたい
シャークんの隣にちゃんと立ちたい……
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
それから、僕はなぜか倒れてしまった。
Broooock…次いつ誘えるかな
同じように誘ったらあのことだとか察しちゃうと思うし
自然な感じでできないかな…
シャークん
シャークん
訓練が終わってから部屋に呼ぶ?
あまりにも自然じゃない気がする
何かあればな…
シャークん
コンコン
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん…なんかあったのかな?
どうせNakamuからの頼まれごととかだと思うけど…
きりやん
訓練所にいないならどこだ?
うちで外と言ったらここぐらいしかないと思うけど…
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
スマイル
特にないけどな…
俺らが何も知らない場所なんてあるか?
不思議だな…
スマイル
……手がかりがない状態で調べるのは難しいと言うより、不可能かもしれない
でもこの場合はまだ、”外である”という情報がある
それなら…
スマイル
スマイル
Broooock、映ってる
これは…どこに向かってるんだ?
スマイル
なんでだよ……
スマイル
インカムをつけ、きりやんに繋げる
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
一言、自分でも思えるくらいそっけない返事を返す
てか、なんでBroooock……
コンコン
スマイル
きりやん
スマイル
Broooockが映っていたカメラの映像を見せる
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
こんなところまで…
あいつどこ行ったんだよ
きりやん
初めて見る、緑一面に広がる草原
そこに花じゃない、他の何かが見えた
きりやん
きりやん
歩いて行ってみると、過呼吸で倒れ込んだ赤色
Broooock
きりやん
きりやん
俺は今何も持っていない状態
そのためBroooockになにかしてあげることも出来ない
きりやん
考えて、考えて
その結果、医務室にまず運んでから様子を見ることにした。
きりやん
あんなところで、何をしていたのだろうか
全く検討が付かない
Broooock
先程まで過呼吸だったものが、安定してきた
何がどうしてあぁなったのか分からない
後で本人に聞かなきゃな
そう思い、医務室を後にした
Nakamu
きんとき
Nakamu
きんとき
Nakamu
きんとき
Nakamu
コンコン
きんとき
Nakamu
きりやん
きんとき
Nakamu
きりやんにBroooockを連れてきて欲しいと頼んだが
Broooock本人が居ない
きりやんが遅かったのと何か関係があるのかな
きりやん
きりやん
きりやん
Nakamu
きんとき
きりやん
きりやん
Nakamu
Nakamu
きりやん
俺らは知らなくて、Broooockだけが知ってる
それはそれで気になるけどな…
きりやん
きんとき
きりやん
流石にこの短時間じゃ起きないか、と思いつつ仕事に戻る
普段は部屋でやるが今回は別
せめてBroooockが起きるまではここにいないと
ていうか、なんであんな場所に…
やっぱり、後で聞くか
…多分だけど、倒れてた理由は
過呼吸だったことから酸欠かな
きりやん
コンコン
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
Broooock
あれ…ここは…?
Broooock
他の皆はいない、
この空間には僕とシャークんしかいないようだ
シャークん
Broooock
シャークん
Broooock
シャークん
Broooock
”夢”
そう信じたい
いつもよりもっと低い声
そんな声でこんなこと彼が言うはずない
そんな…こと……
僕に…シャークんが……っ
Broooock
シャークん
シャークん
Broooock
シャークん
Broooock
言うはずがない
夢だ、絶対に夢だ
信じたくない
こんなこと言うはずがない
大丈夫、、真に受けなくていい
夢、夢なんだから
ただの僕のパラレルワールドの彼
何も怯えることは無い
のに…
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
シャークん
暗闇の中に走って行ってしまった
………!
………く!
………?
…るーく!
ぶるーく!
Broooock
きりやん
きりやん
Broooock
きりやん
Broooock
シャークん
Broooock
Broooock
シャークん…あれは夢だから…
大丈夫…大丈夫だから
分かってるのにそれで泣くからこそ
僕は弱いんだよ
シャークん
シャークん
シャークん
Broooock
Broooock
シャークん
Broooock
Broooock
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
Broooock
ほんとに弱いな
こんな僕が相方でごめんなさい
消えるまでにこの国に、皆に
できることをやりたいのに
迷惑かけてばっかりだな
Broooock
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
小さな体で僕に寄り添ってくれる
シャークんに、僕は何もかも敵わない
Broooock
シャークん
シャークん
シャークん
Broooock
Broooock
Broooock
シャークん
Broooockに何があったのかは分からないけど
もし俺が原因だとしたら
すぐ、Broooockに謝らないとな
…てか、Broooockがこんな泣いてるところ初めてみたな
訓練中も、ずっと笑顔だったから
Broooock
シャークん
Broooock
シャークん
Broooock
ずっとその笑顔でいて欲しい
俺が
シャークん
笑顔で返してあげるから
コメント
11件
nkさんすらあの場所知らないのか… brさんすごい(?)
ひとときの幸せをありがとうございました♡♡ あーっ!!好き。
brさんの夢のとこ見づら