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皆さんどうも。ヌッシです( ^꒳ ^)

今回はリクエストで書いたやつでし。 内容すっごく長くなってしまったので前置きカットします✌︎( ¨̮ )✌︎

⚠注意⚠ ・ドス太 ・中太 ・太宰さん受け ・ちょいえろ

お楽しみあれっ

太宰さん

……(パチッ)

太宰さん

…あれ…此処何処…

ジャラ…

太宰さん

(…手錠?)

太宰さん

え…

太宰さん

何で…

太宰さん

何で私が君と繋がれてるの…?

ドス君

ドス君

おや…太宰君

ドス君

目覚めましたか

太宰さん

…君の仕業?

ドス君

いいえ、違います

ドス君

私も先程気が付いたばかりですし

太宰さん

……

太宰さん

(…手錠に…鍵がかかった扉…)

太宰さん

(窓も無し…)

太宰さん

(ある物と言えばソファと椅子と机…)

太宰さん

(と、言うことは…)

太宰さん

……閉じ込められた?

ドス君

流石、理解が早いですね

ドス君

その通りです

ドス君

先程貴方が眠っている間にドアを壊そうと試しましたが無理でした

太宰さん

太宰さん

(…私が壁に触れても変化なし)

太宰さん

(異能空間ではないのか…)

太宰さん

……処で此の手錠って

太宰さん

もう外しても良い?

ドス君

…もう外せるんですか?

太宰さん

…君も外せてる癖に

ドス君

バレてましたか

ドス君

ですが、無闇に外して、新しい頑丈な手錠に変えられては困るので外さない方がいいかと

太宰さん

…仕組んだ人に心当たりは?

ドス君

ありません

太宰さん

……

太宰さん

(…どうしたものか……)

♢

♢

ドス君

それにしても…

ドス君

暇ですね

太宰さん

暇だねぇ…

ドス君

ドス君

太宰君

太宰さん

なに

ドス君

猫じゃらしで遊びますか?

太宰さん

……何で君そんなの持ってるの…

太宰さん

というか、

太宰さん

私猫じゃないのだけど

ドス君

あれ、そうなんですか?

太宰さん

あのねぇ…

ドス君

デッドアップルの時

ドス君

太宰君鳴いたじゃないですか

太宰さん

鳴いた?

ドス君

「にゃあ」って

太宰さん

……言い方悪くない?

ドス君

それは済みませんでした

太宰さん

(思ってないな…)

じー

ドス君

……

太宰さん

……な、なに?

ドス君

耳に髪かけないんですか?

太宰さん

え?

ドス君

ほら、デッドアップルの時かけていたじゃないですか

太宰さん

…君、デッドアップル好きだね……

太宰さん

あの時はそういう気分だったのだよ

ドス君

もう1回して下さいよ

太宰さん

やだね

ドス君

如何して?

太宰さん

耳が見えるのは厭なのだよ

ドス君

…それは

ドス君

耳が弱いからですか?

太宰さん

はぁ?そんな訳……

ドス君

……

猫じゃらしで太宰さんの耳をサワサワッと

太宰さん

ひ、っ…(ビクッ)

ドス君

おや…

太宰さん

…ぁ……(カァッ)

ドス君

耳が弱いのは本当だったんですね

さわさわ

太宰さん

ち、が…っ…(ビクッ)

太宰さん

やめ…ッ…、

太宰さん

離し…て、ッ…(ビクッ)

ドス君

厭です

太宰さん

…っ、…(ビクッ)

ドス君

(…本当に敏感ですねぇ)

ドス君

(之は随分と愉しめそう…)

太宰さん

太宰さん

…ん、ッ…ちゅぅや…ぁッ

ドス君

…(ピク)

太宰さん

たす…け…ッ…(ビクビクッ)

ドス君

…そうでした

ドス君

太宰君には中也君が居ましたね

ドス君

…では

プルル…

太宰さん

…!?

太宰さん

何で中也に電話なんか…

ドス君

太宰君の可愛い鳴き声を聞いてもらおうと思いまして

太宰さん

矢駄…切って…

太宰さんが携帯を奪おうと手を伸ばすもひょいと高くあげられ届かず

中也

中也

『如何した、太宰』

太宰さん

…私の携帯からかけたの!?

ドス君

僕中也君の番号知りませんから

中也

『太宰…?』

太宰さん

ねぇ、今直ぐ切っ…

さわっ…(猫じゃらすぃ)

太宰さん

ひ、ぁッ…!(ビクッ)

ドス君

…ふふ

ドス君

こんにちは、中也君

中也

『…!…誰だ手前…』

ドス君

フョードル・ドストエフスキーです

中也

『…何の用だ』

ドス君

太宰君の可愛い鳴き声を

ドス君

中也君にも聞いてもらおうと思いまして

中也

『突然何云いやがる』

中也

『太宰の鳴き声だァ?』

中也

『ンなもん、太宰が手前に聞かせる訳ねェだろ』

太宰さん

…──ッ…(ビクビクッ)

ドス君

ほら…太宰君

ドス君

声我慢しないで下さい

太宰さん

…っ、…(ビクッ)

首を横にふりふり

ドス君

…そうですか

ドス君

では────

ぴっ…

中也

『……は、』

中也

『太宰…?』

太宰さん

…ぇ、…?

ドス君

太宰君がなかなか声を出してくれないのでビデオ通話にしました

ドス君

さぁ、之で信じて貰えましたか?中也君

中也

『……』

太宰さん

ちゅ、や…

太宰さん

違くて…これは…っ

サワッ

太宰さん

あ…ッ…、(ビクッ)

太宰さん

や、だ…ッぁ…(ビクビク)

ドス君

太宰君の言う通り

ドス君

之は僕が一方的に太宰君にやっているだけです

中也

『……そんな事…云われなくても判るぜ…』

太宰さん

ちゅ…やッ…

太宰さん

…たすけ、て…ッ…(ビクッ)

中也

『(理性ぶちギレ3秒前)』

中也

『…太宰、少し待ってろ』

中也

『直ぐ行く』

ドス君

おやおや

ドス君

流石中也君ですね

中也

『…手前』

中也

『ただで済むと思うなよ』

ブチッ

ドス君

…切られてしまいました

太宰さん

当たり前…でしょ、ッ…(睨)

ドス君

……

ドス君

…その顔刺さりますね……

一旦(?)耳触るの止め

太宰さん

…君…本当最低……っ

ドス君

太宰君可愛かったですよ

太宰さん

…な、っ…//

=͟͟͞͞ 🔪ビュンッ

中也

…ちっ

中也

外したか…

ドス君

やぁ、中也君

ドス君

早いですね

素通り

中也

太宰…

太宰さん

ちゅ…や…(ポロポロ)

中也

大丈夫か、太宰

ぎゅー

太宰さん

中也に…嫌われたかと思った…

中也

ふはっ

中也

嫌う訳ねェだろ

太宰さん

良かった…、っ

中也

というか…

中也

何で手前此奴と手錠で繋がれてんだ?

太宰さん

知らない…

中也

……まぁ良い

中也

外せるだろ?

太宰さん

うん…

指パッチンッ…ジャラ…

太宰さん

ん…とれた…

ドス君

(…先程『もう取れる』と云っていましたが)

ドス君

(本当に取れるとは…)

ドス君

(…いつの間に鍵解いたんでしょうか…)

ドス君

(…僕も外しておきましょうか…)

中也

中也

……彼奴に何された?

太宰さん

…耳を…猫じゃらしで触られた…だけ

中也

…そうか……

ドス君

(…それにしても熱々カップルですねぇ…)

ドス君

(太宰君のこと)

ドス君

(少々気になって居たんですが…)

太宰さん

…中也…

太宰さん

〇しちゃ駄目だよ?

中也

…コロサネーヨ

太宰さん

カタコトじゃん…

中也

…太宰を泣かせた奴だぜ?

中也

生きて返す訳にはいかねぇ…

太宰さん

…ぷっ…あはは…っ

中也

…如何した…

太宰さん

いーや…

太宰さん

私って愛されてるなぁって…思っただけ…♪

中也君のお胸に恋の矢がとすっと刺さりました

中也

……仕方ねぇ

中也

太宰がそういうんならな…

太宰さん

ふふっ…

ドス君

……

ドス君

………はぁ

ドス君

(諦めるしかなさそうですね…)

中也

中也

おい其処のふわふわ帽子野郎

ドス君

あぁ…中也君

ドス君

話し合いは終わりましたか?

中也

嗚呼…

中也

…今回は太宰の可愛さに免じて見逃してやるよ

太宰さん

一寸…可愛い要らない……

中也

だがな?

中也

次又同じことしてみろ

ドス君

容易に想像出来ますね

中也

なら、とっとと失せやがれ

中也

どうせ此の部屋も手前が仕掛けたんだろ?

ドス君

えぇ、そうですよ

太宰さん

やっぱり君の仕業なんじゃん…

太宰さん

嘘つき…(ベー)

ドス君

(…可愛い)

中也

太宰…手前は…一々可愛い事すんな

太宰さん

……なんの事?

ドス君

(無自覚…)

中也

(無自覚…)

ドス君

流石太宰君ですね…

中也

ぁ?〇されてーのか手前

ドス君

冗談ですよ、冗談

太宰さん

…?

中也

はぁ…

中也

…とっとと帰るか…太宰

太宰さん

うんっ

ドス君

…太宰君

ぐいっ…(腕引っ張り)

太宰さん

うわっ…!

中也

あっ、手前っ…!!

ドス君

「 ────── … ♡ 」(耳打ち)

太宰さん

…!!///

太宰さん

き…み…ねぇ、…!!

ドス君

ふふ…

中也

おい、何言いやがった

中也

太宰が林檎みてぇに真っ赤だぞ

ドス君

僕が思った事を太宰君に伝えただけですよ

中也

余計な事伝えんなッ!

中也

ほら太宰、帰るぞ!

太宰さん

あ…うんっ

ドス君

太宰君、ありがとうございました(ニコッ)

太宰さん

…、//

ふいっ…

ドス君

(…全く)

ドス君

(本当に可愛いですね…)

♢

────帰り道

太宰さん

…もうすっかり夜だねぇ…

中也

そうだな…

太宰さん

…ボー…

中也

(彼奴に耳打ちされてからずっと上の空だなぁ…)

中也

……太宰

太宰さん

ん?

ちゅっ

太宰さん

…!//

中也

…彼奴のこと、気になるか?

太宰さん

ま、まぁ…一寸ね…

中也

…安心しろ太宰

中也

もし今回みたいなような事が起きたら

中也

又助けに来てやるからな

太宰さん

……!

太宰さん

ふふっ

太宰さん

ちゅーやー…♡

ぎゅー

中也

んぉ…

中也

(元に戻ったな…)

太宰さん

(…やっぱり)

太宰さん

(中也が好きだなぁ……♪)

♢

♢

[完] 完全ヌッシの好みで最後中太になりました。すまん☆

「ドス太」短編集

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コメント

42

ユーザー

ブグマ失礼します!

ユーザー

うっへーー! 最高だぜッッ!! マジで今まで見てきた中で一番です。有難う御座います。 きっと今から死んでも悔いはありませんね。

ユーザー

☆☆☆で太宰受け ドフ君と中也攻めもいいな︎♡

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