⚠夢小説注意⚠
お母さん
乃愛、いい?
お母さん
あなたは他とは違う
お母さん
勉強して、頭を良くしなさい
お父さん
頭が悪い奴とは関わるなよ
乃愛
…はい
お父さん
分かったら勉強しなさい
乃愛
はい
私の両親は高学歴だ
確かに少し尊敬してる
でも、人の心がない
お母さん
なんなのこの点数!?
お父さん
100点じゃないなんて
乃愛
ごめんなさいッ
乃愛
でも、私1番いい点数なのッ!
お父さん
100点じゃないと意味ないだろボコッ
この日初めて親に殴られた
その日から気に食わないことを私がすると
お父さん
ボコッボコッ
乃愛
い”ぃッ、
日に日に暴力はエスカレートした
お母さん
食べる暇あるなら勉強しなさい!
乃愛
…はい。
ご飯もろくに食べれない日も増えた
乃愛
…帰りたくないなぁ。
この日はテスト返し
また、100点じゃない…
殴られるのは目に見えてた
だから帰りたくなかった
乃愛
お腹、空いたな…
三ツ谷
お前、何してんの?
乃愛
え、
三ツ谷
こんな時間に女1人とか、やべぇだろ
乃愛
……
三ツ谷
てか、腹減ってんだろ?
三ツ谷
家来いよ
三ツ谷
妹たち寝てるから静かにしてくれよ
乃愛
は、はい。
三ツ谷
お前嫌いなものは?
乃愛
特には、ないです。
どうしよう。
知らない男の人の家で
三ツ谷
食えよ
乃愛
……
乃愛
いた、だきます。
乃愛
…ッ
三ツ谷
上手いか?
乃愛
…ポロポロ
三ツ谷
え!?まずいか!?
乃愛
美味しい、です。ポロ
久しぶりに食べたちゃんとしたご飯
暖かくて、美味しくて
三ツ谷
落ち着いたか?
三ツ谷
何があったか、俺に話してくれないか?
乃愛
_________。
私は見ず知らずの人に全てを話した
知らない人からこそ話せたことかもしれない
乃愛
毎日、殴られることもあって…ポロ
涙で声が震えて
ちゃんと話せてたかは分からない
でも、
三ツ谷
うん、うん。
この人はちゃんと最後まで聞いてくれた
私が泣き終わるまでそばに居てくれた
三ツ谷
お前、名前は?
三ツ谷
俺は三ツ谷隆
乃愛
乃愛、
三ツ谷
乃愛よく頑張った
三ツ谷
辛かったな。
乃愛
…ッポロポロ
初めてあった人の手が触れている
お父さんとお母さんが私に触る時は
いつも痛い
私はこの暖かい手を求めてたのかな、?
涙が止まらない…。