TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

まだ1度も言えなかった 第1話

一覧ページ

「まだ1度も言えなかった 第1話」のメインビジュアル

まだ1度も言えなかった 第1話

1 - まだ1度も言えなかった 第1話

♥

234

2018年09月29日

シェアするシェアする
報告する

放課後

美乃

(なんか顔熱い…夏だし熱中症かな?)

美乃

(水筒飲もう…)

結翔

(ん?あれっ、美乃…よろよろしてる)

結翔

おーい、美乃?

結翔

(聞こえてない…?)

美乃

(あ、結翔?来て、くれたんだ……)

美乃

(!)

美乃

(結翔の指が、おでこに!!)

結翔

熱あるみたいだな

美乃

あっ…

美乃

(え、え……抱き上げてくれてっ)

美乃

あっ、ありがと…

結翔

い、いえ……

結翔

(美乃の笑顔、可愛い…)

保健室

結翔

熱上がっちゃったかな?

美乃

う、ううん……だ、大丈夫、

美乃

です……

結翔

そっか…

結翔

手繋ぐ?

美乃

えっ…

結翔

それだったら安心するでしょ?

美乃

あ、ありがとうございますっ…

美乃

っ…!!

結翔

ど、どうしたの?

結翔

(急にベッドに倒れて…)

美乃

毛布

結翔

えっ?

美乃

かけて、ください

結翔

…うん

結翔

(顔が、近い…ドキドキでおかしくなりそう!!!)

美乃

(顔熱い……熱余計に上がる)

結翔

(手繋ぎながら、こんなの、キスしたくなる!)

美乃

ん…

美乃

(あれっ、ここ……家のベッド?)

美乃

(結翔、いない……)

お母さん

美乃!

美乃

な、なにぃー?

お母さん

勝手に起きちゃいけないでしょ!!

美乃

ごめんなさいっ

美乃

あ、お母さん……私、いつ帰って来たの?

お母さん

2時頃よ。自分で帰ってきていたじゃないの!?

美乃

あっ、そうなの?

美乃

じゃあ部屋に戻る!

お母さん

……うん。

美乃

(自分で帰って来たんだ……)

美乃

(全然覚えてない…。)

翌日

舞彩

あ、美乃~!

舞彩

昨日は大丈夫だった?

美乃

う、うん!

舞彩

なになに、結翔に抱き上げられたんだって!?

舞彩

片想いして長かったもんね!

美乃

舞彩…声デカい

舞彩

あ、ごめ……つい、

結翔

おはよう

舞彩

おっはー!

結翔

美乃、昨日1人で帰れた?

美乃

帰れたよ!でも1人で帰った記憶はないのっ

結翔

ふーん…

舞彩

2人共!!次移動教室だよ!準備しなくちゃ!

美乃

あ、すぐ行く…!

結翔

(美乃の真剣な顔も可愛いな…)

海斗

お前、美乃のことずっとみてんな~!

結翔

…うるさい

海斗

片想いして1年だっけ?告白もできずに時間だけ過ぎちゃってさ!

結翔

……準備せえよ。

美乃

(あ、段がある…!!)

美乃

きゃっ!!!

結翔

あぶない!

美乃

!?

美乃

(な、なに…この状況)

美乃

(頭がクラクラするほどドキドキする)

結翔

!!

結翔

(美乃の顔真っ赤…どうして?)

美乃

(結翔の顔真っ赤…どうして?)

予想まで同じな二人 果たして、二人は付き合えるのか…!? 次回:9月30日に配信!(夜9時頃)

この作品はいかがでしたか?

234

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚