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34 - 桃色さんは頑張りすぎたようです < 上 >

♥

420

2023年07月14日

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桃色さんの体調不良

ああ、まずいかもな

最近は徹夜続きで

体調があまり優れなかった

だが今日は桁違いに身体が重い

火照っているのが自分でも分かるし

少し視界が歪む

だが仕事に穴を開ける訳にはいかない

とはいえ資料仕事も中々手につかず、

ろくに字も書けない

体調が落ち着いてから書類をやろうと

ズキズキと痛む頭と闘いながら 監視をしていた

rbr

・・・・はぁ、

最早何度目か分からない溜息が

1人きりの監視室にとけて消える

ガチャ、

ut

ちょ、ちょ、ロボロ!!

交代の時間をとうに超えた時間に 監視室に現れるコイツ

ut

助けて…書類2週間分溜めてる……

ut

ロボロいつもみたいに手伝ってや!!!!!

と手に持つ 書類(恐らく20枚はゆうに超える)を 俺の机の上に堂々と乗せる

そして少し焦りの混じった顔で此方の顔を覗く

体調が落ち着いたとしてもきっと この量+自分の分の書類は出来ない

rbr

ッ ごめ、ん…今日は……

喉の痛みにより今にも消え入りそうな声で断りを入れようとしたら

ut

・・・なぁ、ロボロ

ut

体調優れへんなら休み

あの年中サボり魔にまで こんなことを言われる始末

此処で意地を張れる程の体力も持ち合わせていない

rbr

ごめ…ん

rbr

そんなに…体調悪そうやった……、?

ut

見た感じヤバいで、お前

ut

顔が真っ赤でも真っ青でもなく白やもん

ut

手、震えとるし…

ut

ええから休み

俺もまあ休みたいが、

大先生が持ってきた書類とか俺の分の書類とか終わらせなければ

rbr

大先生も書類あるんやろ…ッ?

rbr

オレの分も…まだやっとらんし……

ut

俺が死ぬ気で終わらせる

ut

監視もするから

ut

な?信じてや

大先生は何時もポンコツだが

いざとなったとき、 誰よりも信用できるやつだ

rbr

・・・信じるわ

rbr

ありがと…、

ut

おん、

ut

今ペ神おらんから自室で待っとって

ut

誰か看病にまわすから

ut

一人で行ける?だれか呼ぼか?

本当に、どこまでこいつは優しいのか

だが流石にそこまでさせるのは申し訳ない

自室までなら自力で行けるはず

rbr

ん…頑張る、

ut

・・・・・わかった

ut

お大事にな

rbr

おん、

イスから立ち上がった時 ふらり、と少し危なかったが

何とか持ちこたえ監視室を出た

ut

フラフラしとったけど…ホンマに大丈夫なんかアイツ…

あの様子を見るに何時倒れても可笑しくない

誰か呼んでおいても損は無いだろう

だが誰を呼ぶ?

生憎ペ神は研修のためβ国に

とんちはグルッペンと共に‪α‬国と同盟を結びに

その他諸々も外交や護衛、他国との合同訓練など

我々国には今殆ど幹部が居ない

ut

俺も流石に此処動く訳にはいかへんし…

悶々としているとインカムから連絡が入った

zm

『シャオロンとゾム、任務から戻ってきましたー』

sho

『なんなら数十分前に戻ってきて食堂で飯食ってマース』

なんとも気の抜けた連絡だ

だが此方にとっては好都合

この2人ならロボロのことよく知っとるし任せられる

ut

『ゾム、シャオちゃんおかえり』

sho

『なんや大先生か』

sho

『珍しいな、ロボロは?』

ut

『ロボロは体調不良で今自室に戻ろうとしとる』

zm

『は?体調悪いん?アイツ』

ut

『やから2人でロボロの看病してくれへん?』

ut

『俺ここ動けへんねん』

sho

『ええで』

zm

『任しとき!ロボロ何時司令室出たか分かる?』

こうなった2人はとても頼もしい

ロボロが部屋を出た時間を伝えたら 直ぐに向かってしまった

ut

・・・・・・さて、

ut

書類終わらせよ

ガバったときはいつも アイツに手伝ってもらってるからな

恩返し…とは行かずとも こういう時ぐらいちゃんとせんとな

rbr

・・・・・けほっ、ごほッッ、

体調が悪い、休みたいと体が自覚し始めると

急に体がずん、と重くなって

頭が割れそうなぐらい痛くて

がたがたと全身が震えるくらい寒くて

しっかりと地面を歩いている筈なのに ふわふわと浮いているような浮遊感を覚える

もう自分の足じゃ立っていられなくて

壁に全体重を預けながら ゆっくり、ゆっくりと歩みを進める

rbr

・・・・はぁ、はっ、

でもじきにそれも辛くなった

上手く息が吸えなくて、

視界が霞み、手足がピリピリと痺れる

視界がじわじわと黒くなってゆくのが 不快でぎゅっ、と目を瞑る

そのまま波が一度過ぎ去るのを願って 壁にもたれ、完全に足を止める

rbr

は ッ、ふぅッ……

自分の荒い呼吸音すらも聞こえなくなって、

五感がろくに機能しなくなったのが分かった

・・・・・・限界だ

そう感じた頃にはゆっくりと 前のめりに俺の身体はたおれていった

???

───ッ、!!

誰かが駆け寄ってきたことに気付かないまま

暗転

中々終わらなそうなんで分けることにしました

続編をお待ちください

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コメント

1

ユーザー

久しぶりの短編だー

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