薄暗い静寂の中で、 ゆっくりと瞼を持ち上げた。 視界に映ったのは見慣れた、 けれど以前より深く暗い青色の瞳。
アルフレッド
おはよう、ノア。
ノア
……アル?
アルフレッド
気分はどうかな?
ノア
ここは…?
ノア
それに、僕は確か…
アルフレッド
君は少し長いお昼寝をしてたんだ。
アルフレッド
……本当に、少しだけね
ノア
お昼寝……?
ノア
いや、違う…
ノア
僕はあの時…
ノア
君の婚約者に胸を刺されたはず…
アルフレッド
覚えてるんだね
ノア
あの子はどうしたの?
アルフレッド
ああ、あの女?
アルフレッド
この世から消えてもらったよ。
ノア
………え?
アルフレッド
君を傷つけるなんて、
神様が許しても僕が許さない
神様が許しても僕が許さない
ノア
消したって……何を言って……。
ノア
それに、僕…、死んだのに…。
ノア
心臓……、動いてる…
アルフレッド
死なせるわけないでしょ。
アルフレッド
君がいない世界なんて、必要ない。
アルフレッド
だから、作り直したのさ。
ノア
アル、君……怖いよ。
ノア
どうしちゃったの?
アルフレッド
怖い?ひどいな。
アルフレッド
僕は君を愛しているだけだよ。
アルフレッド
もう、僕たちの邪魔をする人間はいない。
ノア
待って、
アルフレッド
ここで僕だけを見ていればいいんだよ
ノア
みんなは?
ノア
お父様や、他の友達は……!?
アルフレッド
いらないでしょう?
アルフレッド
僕さえいれば。
ノア
そんな……
ノア
アル、離して、離してよ!
アルフレッド
ダメだよ。
アルフレッド
せっかく繋ぎ止めたんだ。
アルフレッド
……もう二度と、
アルフレッド
僕を置いて行かないで
アルフレッド
それでもいなくなるなら、
アルフレッド
その時は…
アルフレッド
君の足なんて奪っちゃおう
ノア
…っ、アルフレッド……
アルフレッド
可愛いよ、ノア。愛してる。
アルフレッド
……ねえ、もっと名前呼んで?






