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「ね、ゆあんくん今日暇?」
「ゆあんくん放課後遊ぼうよ」
廊下を通ると女子達のそんな声ばかりが聞こえてくる。
yuan
当の本人は女の子に囲まれていても 見向きもせずにスマホを見ている。
俺がその前を通り過ぎた時、
yuan
と、女子達を振り切って俺の方に向かってくる。
jpapa
yuan
そう言って女の子達に今日はごめんね〜と 声を掛けて俺に着いてくる。
休み時間の廊下はやけにざわざわしていた。
jpapa
yuan
俺は昼休みに生徒会室で やることがあったので向かっていた。
彼は結局、部屋まで着いてきた。
部屋を入るやいなやポケットから 煙草を取りだして火をつける。
俺は部屋の窓を開けてカーテンを少し閉めた。
jpapa
yuan
yuan
ほら、と1本俺に差し出してきた。
半ば強引に煙草を持たせられ受け取ってしまった。
彼はライターで俺の指に挟まれた煙草に 火をつけすぐに煙がたつ。
yuan
へえ、美味しいんだ。
俺は無意識の内に口元に煙草を運んでいて 咥えようとした。
が、我に返って煙草を床に落として 踏み潰して火を消した。
yuan
jpapa
生徒会長が煙草なんか吸って問題を起こすなんて あってはならない。
yuan
jpapa
yuan
jpapa
ちぇーと言いながらも渋々煙草の火を消した。
その時机の上に置いてあったゆあんくんのスマホに 電話の着信音が鳴った。
画面に映し出されたのはおそらく 女の子の名前でゆあんくんはそれを確認してから 電話に出ずに画面を消した。
jpapa
yuan
yuan
"ヤる"というのはきっと昨日俺が見たような 行為のことだろう。
ゆあんくんは近くのパイプ椅子に腰を下ろした。
yuan
jpapa
yuan
あぁ、昨日ここでゆあんくんに抱かれてた子か。
jpapa
そんな俺にゆあんくんは驚いた顔をしてまた笑った。
yuan
ゆあんくんは椅子から立ち上がって 俺の目の前に来て真っ直ぐに目を見て言った。
yuan
jpapa
見つめ合ったまま数秒沈黙が流れ 微かに煙草の匂いが漂っていた。
yuan
yuan
jpapa
yuan
やっぱりゆあんくんは変な奴だ。 一緒にいると俺のペースが乱されてしまう。
なんて思っていたのに、
yuan
jpapa
yuan
jpapa
yuan
あの日から俺はゆあんくんと一緒にいる時間が増えた。
ゆあんくんは素行不良で変な奴だけど 2人でいる時は落ち着いていて俺はゆあんくんの前だと 自分を着飾らずにいれるんだと思う。
俺達は普通に友達のようになった。
ただ周りからは興味と不審の目で見られた。
「あの2人最近なんで一緒にいるんだろ」
「生徒会長ゆあんくんに弱みでも握られてんじゃね?」
「生徒会長も煙草とか吸うのかな?! ちょっと見てみたいかも…」
「もしかして生徒会長もゆあんくんの セフレになったとかじゃ…」
uri
jpapa
tattsun
jpapa
tattsun
確かに俺はもう見慣れてしまったけど 煙草とお酒は犯罪だからな……
でもゆあんくんに言ったところで辞めないだろうし。
yuan
jpapa
その日は放課後で、18時頃だった。
yuan
jpapa
ゆあんくんの家に行く流れになり、そのまま向かった。
ゆあんくんはマンションで一人暮らしで 高校生の一人暮らしにして随分と広い部屋だった。
jpapa
yuan
リビングの大きのソファに2人で腰を下ろした。
そこから夜ご飯を頼むことになり 配達が届いた頃に映画を見始めた。
yuan
プシュッと缶が開く音がして ゆあんくんは缶ビールをグビっと飲む。
jpapa
本当にこの人は……と思って頭を抱えそうになる。
yuan
冷蔵庫から缶を1つ持ってきて、俺に手渡す。
アルコール3%の弱めのお酒だった。
yuan
まぁ、確かに……
俺は俺は缶を開けて、一口飲んで見た。
jpapa
yuan
jpapa
あれから2時間ほど2人で飲んで 俺は泥酔してしまった。
ソファに背もたれにだらんと寄っかかって 少し眠気があった。
yuan
jpapa
yuan
頭がふわふわして何も考えられない… 映画の内容も全くわかんないし。
テレビに目を向けるとちょうど 男女のキスシーンが映し出されていた。
舌を絡め合う音と女性の淫らな声が部屋に響く。
yuan
片手に缶を持ちながらテレビを見てゆあんくんが言う。
yuan
ゆあんくんはぐびーっと勢いよく缶を空っぽにした。
jpapa
yuan
yuan
こんな話、普段だったら絶対他人と話さないのに 泥酔している俺は口が緩くなっていた。
jpapa
yuan
ゆあんくんは笑って俺のほっぺをむぎゅっと摘んだ。
yuan
yuan
jpapa
yuan
小さく呟いたゆあんくんの声はよく聞こえなくて でも聞き返せなかった。
jpapa
ソファから立ち上がったが ふらふらしてよろけてしまった。
転ぶ!と思って目を瞑ったら体に衝撃はなく 目を開けるとゆあんくんの腕の中に包み込まれていた。
yuan
jpapa
yuan
ゆあんくんに抱えられてまたソファに座らされる。
ぼーっとテレビを眺めているとさっきの男女が ベッドの上で行為を始めるシーンになった。
男が女性の服を脱がせ、体中にキスをしていく。
女性の喘ぎ声だけがリビングに響いていた。
俺はえっちしたことがないから こういう知識が全くない。
AVも見たことないから始めてみる行為に 興味津々で見てた。
わ……えろいな…
俺は無意識に股を閉じて擦り合わせていた。
yuan
ずっと無言だったゆあんくんが、突然口を開いた。
俺はその声にびくっと体を揺らし ゆあんくんの方を見る。
jpapa
ゆあんくんは俺の膝を掴んで無理やり股を開かせた。
yuan
自身のモノを見ると制服のズボン越しでも わかるくらいに盛り上がっていた。
俺は恥ずかしくなって股をすぐ閉じようとしたが ゆあんくんの手によって阻止された。
yuan
ゆあんくんは俺のベルトを外してズボンを下ろし 俺のモノを手で扱き始めた。
大分手馴れた手つきで抗えないくらい 気持ちよさが襲ってきた。
jpapa
漏れてしまう声を抑えようと必死で でもどんどん早くなる手の動きに そんな我慢は意味がなかった。
yuan
yuan
jpapa
yuan
どうにかこの快楽から逃れたくて抵抗しようと ゆあんくんの手を掴んでも力が入らない 自分の手は簡単に抑えられてしまう。
上下に擦る手が強くなってきて俺の腰が ビクビクと揺れているのが自分でもわかった。
jpapa
yuan
jpapa
ゆあんくんはにこっと笑ってその瞬間 先端をぐりっと刺激してきて耐えきれなくなった快楽に俺は白い欲を吐き出してしまった。
jpapa
なに、何が起きた、今。
わかんない、なんも考えられない……眠い…
俺はそのまま瞼を閉じてしまった。