あの日の雨の落ちる音は
眠りにつくほど静かで
泣き叫びたくなるようなうるささだった。
母さん
母さん
雨久 和郎
母さん
母さん
雨久 和郎
僕は雨久 和郎(あめひさ かずろう)
高二の男子。
おっと違った
「不登校の」高二の男子
人間関係に疲れてしまった
人に会わせろ
人に合わせるな
お前は変われ
お前は変わらなくていい
意味がわからない
周りの人に振り回されたくない
幼稚な考えだってことはわかってる。
僕は幼稚な人間なんだから。
そう
僕は変わらなくていい。
コンビニ行こ
今なら俺の高校の生徒はいない時間帯だ
みんな授業に専念しているだろう。
…………今日はあちぃ
だか姿がバレないように僕はパーカーを来ていく
とりあえず欲しかったものを買いコンビニを出る
今手に水の粒が落ちてきた気がした。
「気のせいか」俺は手の甲に目をやる
するとレジ袋を持つ方の手にも落ちてきた
やっぱり気のせいじゃない
空を見ると晴れていたはずの空が真っ黒になっていた
どしゃ降り
最悪だ
傘なんか持ってない
とりあえずコンビニで買おう
このまま家に戻ってもいいが風邪をひきたくはない。
コンビニに入ろうと空からコンビニへと目を落とす。
……は?
目の前は高校僕の通っている
雨久 和郎
桐生 洋次郎
雨久 和郎
桐生 洋次郎
桐生 洋次郎
雨久 和郎
雨久 和郎
桐生 洋次郎
桐生 洋次郎
桐生 洋次郎
その前に僕の服
え、
制服だ
どうなってるんだ
次回転校生登場!!!!!!!!
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