子供の頃の、小さな思い出
きっと、不思議だったあの日の記憶
あれは確か、今日と同じような
ハヤト
地球全部蒸されたような日だった
学校が休みで、家にいるのもなん嫌で
理由もなく散歩してたんだ
ハヤト
小学生の自分は、やっぱりアホだったと思う。そもそも同い年のやつ誰も持ってなかったんだがら
ハヤト
それからしばらく歩いて、誰とも出会わなくて、なんだか寂しくなって
あの神社に行ったんだ
ハヤト
ミーンミンミン
ハヤト
セミに喧嘩売ってた時にその子は現れた
そう、現れたんだ 誰もいないと思ってた場所に 彼女は現れた
。。
歳は多分あの時の自分と同じくらい アサガオの柄の和服で 何故かあの時違和感を感じなかった
ハヤト
。。
ハヤト
。。
ハヤト
。。
ハヤト
。。
ハヤト
あの時の彼女の顔を思い出せない
。。
カミサマ
ハヤト
カミサマ
ハヤト
カミサマ
ハヤト
カミサマ
ハヤト
カミサマ
ハヤト
カミサマ
ハヤト
カミサマ
カミサマ
ハヤト
カミサマ
カミサマ
あの時のカミサマは本当に幸せそうに笑っていた
ハヤト
カミサマ
ハヤト
そうやってオレはずっと話してた。 カミサマが楽しそうに聞いてくれるから 学校のこと、友達のこと、家族のこと カミサマは楽しそうに聞いていた
でも、楽しい時間ってのはあっという間だった 日が傾き出して蒸し暑かった世界は段々と真っ赤な終わりを迎えていく
ハヤト
カミサマ
ハヤト
カミサマ
ハヤト
カミサマ
ハヤト
ハヤト
カミサマ
ハヤト
ハヤト
カミサマ
カミサマ
ハヤト
カミサマ
ハヤト
カミサマ
ハヤト
カミサマ
なんだか、泣きそうな声だったのは覚えてる。 恥ずかしくてカミサマの顔は見れなかったけど
ハヤト
ハヤト
ミサ
ハヤト
ミサ
ハヤト
ミサ
ハヤト
ミサ
ハヤト
ミサ
ハヤト
ミサ
ハヤト
ミサ
ハヤト
ミサ
ハヤト
ミサ
ハヤト
ミサ
ハヤト
ミサ
ハヤト
ミサ
ハヤト
ミサ
ミサ
ミサ
コメント
4件
ポンさん、ありがとうございます! そう言っていただけると物語になった2人も報われます!
ののあさんそれであってますよー。 設定なので気になるようでしたらコメント頂けると乗せておきますー
すごく良い。 夕焼けの表現も綺麗だったけど、ステキなお話でした…。