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こんなにもすぐに夢を破られるなんて、思ってもいなかった。
お前たちはよっぽど自我が強いのだろう。
ああ、記憶が曖昧だな。もう何かとの融合が進みすぎているのか…
俺は誰なんだ?
もう人間と呼べる存在ではないのは確かだ。
ベタ…どこにいるんだ…?
答えてくれよ…
ピュヴルだったものが理解し難い叫び声を上げ、俺達を潰しにかかる。
ネモ
ネモは斧から氷の斬撃を放つ。再生される前にピュヴルへ近づく。
近づいていく度に脳が乗っ取られそうな程に考えないようにしていた願いたちが頭に浮かぶ。
アイン
集中力が切れている所にまた触手が迫ってきていたが、アインが切断していく。
アイン
颯
アイン
颯
アイン
颯
アイン
アイン
颯
俺はアインの横に立った。
アイン
颯
アイン
颯
アインは渋々俺を脇で抱え、飛び立った。
ベタ、お前のことだけは覚えている。
俺はきっと、ベタに未練を持ったまま…こんな姿になってしまったのだろう。
きっと、笑われるだろうな。
こんなに必死になって、俺はお前に会おうとしているんだ。
でもこれは俺に与えられた…最後のチャンスなんだ。
天使ちゃん
天使ちゃん
ネモ
ネモ
ネモ
ネモ
ネモ
周りの触手を避けながら巨大な怪物の上まで上がっていく。
颯
アイン
颯
アイン
アインは何故かそっぽ向いて黙った。
颯
颯
アイン
アインは一気にピュヴルへ急接近し、俺を投げた。
アイン
この一撃に全てを賭けて…
颯
その素早い一撃は、ピュヴルの体を真っ二つにした。
…
まだ俺の体は不完全だったらしい。
夢は終わる。俺の全ても…
ベタ
ピュヴル
もはや俺が生み出した幻か、はたまた俺を迎えに来た本物なのかはもう分からないが…
そこにいるのは間違いなく、ベタだった。
ベタ
ピュヴル
ベタ
ベタ
ベタ
ピュヴル
ピュヴル
ベタ
ベタ
ピュヴル
俺はベタの手を取って、明るい方向へと向かった。
この悪夢から覚める時だ。
颯
みんなのいる方向へと落ちていく。
落ちている間にピュヴルはぱらぱらと消えていった。
アイン
アインがすごい速さで俺を拾いに来た。
そして、キャッチされるとまたお姫様抱っこされていた。
颯
アイン
アイン
颯
アイン
アイン
颯
アイン
アインは仕方ないように俺を地面へと下ろすと、みんなが駆け寄ってきた。
天使ちゃん
天使ちゃんが勢いよく抱きついてきた。
颯
アイン
ネモ
ヴァイス
ヴァウルス
ヴァウルス
ヴァウルス
シュウ
シュウ
シュウ
シュウ
ヴァウルス
颯
アイン
シュウ
ヴァイス
シュウ
ヴァウルス
雲は動き始め、心地よい風が吹く。世界はやっと朝を迎えたようだ。
ネモ
天使ちゃん
ヴァイス
颯
天使ちゃん
ネモ
颯
ヴァイス
颯
この刀には何か、とてつもない衝動的なものを感じる。
まるで生きているようだ。
そんな刀の意思が今回みたいに助けてくれる時もあるが、時が進むにつれ…魔王を狩るにつれて…どんどん魔王を殺したいという欲求が強くなっている。
このままでは、ネモを衝動的に殺してしまう日も近いかもしれない。
ヴァイス
ネモ
ヴァイス
天使ちゃん
颯
まあ、細かいことは後になって考えればいいか!
ヴァウルス
シュウ
シュウ
ヴァウルス
シュウ
何も言い返せず、距離を詰められる。
ヴァウルス
シュウ
ヴァウルス
私にしか聞こえないくらいの小さな声でそう囁かれた。
シュウ
ヴァウルス
ヴァウルス
…まさかヴァウルスさんも勘づいていたなんて。
いや、嘘ということもありえるが…
あの真剣な声色は、本気だろう。
シュウ
ヴァウルスさんは多くを語らない。
それは今回も同じだった。
アイン
シュウ
静かにそこに立っていた先輩は、俺のことをドン引きしたような顔で見つめている。
アイン
シュウ
シュウ
アイン
シュウ
アイン
シュウ
アイン
シュウ
ネモ
ヴァイス
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
ネモ
ネモ
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
ネモ
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
ネモ
ヴァイス
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
クラール
七翔
すると、厳重に魔法でロックされていた地下への扉が開かれていく。
ディラン
クラール
ディラン
ノアール
ノアール
クラール
ノアール
クラール
ノアール
クラール
ノアール
クラール
ノアール
クラール
ノアール
ノアール
ノアール
ノアール
ノアール
クラール
七翔
ディラン
クラール
ノアール
ディラン
クラール
シュウ
ヴァウルス
シュウ
支部のマナバッテリーを無断で使い、スライブ王国に何も報告せずにこの世界へ戻るというのは、少々リスクがありすぎるとは思ったが…
私の信じているスライブ王国に秘密があるのならば、私はそれを確かめる他ない。
シュウ
ヴァウルス
今ではヴァウルスさんが着いてきてくれてよかったと思っている。1人だと正直言って心細かった。
シュウ
ヴァウルス
シュウ
シュウ
ヴァウルス
ヴァウルス
シュウ
シュウ
ヴァウルス
ヴァウルス
シュウ
ヴァウルス
シュウ
シュウ
シュウ
シュウ
ヴァウルス
シュウ
シュウ
ヴァウルス
ヴァウルスさんの顔は見えないが、その声はいつもより信念を持っているように思えた。
彼は一体何を考えているんだろうか。なぜ私ですら知らなかった事を知っていたのだろう。
そんな疑問は1度振り払い、私たちはスライブ城へ向かった。