次の日
昨日は勉強会を断って帰った
登下校中も無言で…
最近晃くんと話してない気がする
何か話したい…
けど、口から言葉が出ないの
口をパクパクすることしか出来ない
どうして…?
ふぅ…やっと学校に着いたぁ
菜夕
なんで…上靴に画鋲が?
誰かが間違えたんだ。
菜夕
菜夕
心咲
菜夕
菜夕
心咲
知ってる…違うのも知ってるの
心咲
菜夕
菜夕
でも……
その後、謎の出来事が起きるように なったの
教科書に落書きされてたり
女の子数人に笑われたり
体育後に制服が、ゴミ箱に 入っていたり
全部自分の間違いだと思ってた
でも、もうそう思えなくなった
ゴロゴロゴロッ
菜夕
優波
優波
いじめっ子
いじめっ子
優波
菜夕
石を上から投げられたり
ガラガラッ ボフッ
菜夕
菜夕
いじめっ子
優波
いじめっ子
どうしよう、もうみんな来ちゃうよ
菜夕
水で濡らしたティッシュで チョークの粉はどうにかなったけど
何日もこんなのが続いて 限界に近かった
数日後の放課後 空き教室
優波
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
菜夕
いじめっ子
いじめっ子
優波
いじめっ子
なんで…?
なんで、私が土下座しなきゃ いけないの?
菜夕
それは、口から零れた本音だった
でもそれは、届かなかった
いじめっ子
いじめっ子
優波
優波
プツンと何かが切れた
菜夕
菜夕
菜夕
菜夕
菜夕
菜夕
菜夕
ちゃんと言わなきゃ
止めないと
優波
優波
優波
優波
ただの幼なじみだよ… この片想いも絶対に実らない
菜夕
菜夕
菜夕
優波
優波
優波
それで…?
菜夕
菜夕
優波
菜夕
菜夕
菜夕
菜夕
菜夕
菜夕
言いたいことは全部言った
優波
優波さんが手を振りあげた時 殴られるっ…
え、なんで…?
はい!今日はこのくらい!
ではまたね〜 おわう!