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死にたがりの僕が美少女を拾ったら…!?

第2話 - 死にたがりが美少女を拾ったら…！？#2 まさかのラッキースケベ( ˊᵕˋ ;)💦

2022年06月20日

#高校生

#少女お持ち帰り

#イチャイチャ(ちょっとだけ)

#可愛い

#死にたがり

#恋愛物語

彗風／ｽｲﾌｳ

優斗

ひょんなことから、
高校1年生だという
夢川光（むかわひかり）と
同棲（？）することに
なってしまった僕。

優斗

そして、寝る場所がなく僕の部屋で寝ることになった。

優斗

…そして、彼女は寝ぼけていて
僕に抱きついてきたのだ。

…その朝、僕は早く起きたが離れられず諦めて寝たのは、またちょっと違うお話

優斗

そしてこれは、生きる気力を失った僕と、それを取り戻そうとする
彼女と僕の、物語である…。

優斗

ふぁぁぁ…

光

あ、おはよう！

優斗

（彼女はにぱーっと満面の笑みを浮かべる）

優斗

お、おう。おはよう…

優斗

そういや、昨日抱きついて来たのはなんなんだ？

光

…ふぇ？

優斗

（少女は、フライパンをコンロに置くと、顔を赤くしてあわあわとし始める）

光

えっと、いっと…
それは…///

光

…寝ぼけてたんです💦

優斗

やっぱりな、思った通り。

光

（どうしよう…お兄ちゃんに似ててついつい甘えちゃったなんて言えるわけ…ないよね///）

光

それより、優斗さん…
今日はお仕事だよね？

優斗

言ったろ？敬語はあんまりなしにしろって…

光

う、だって呼び方わかんなくて…
なんて呼べばいいの？じゃあ

優斗

お兄ちゃん？

光

ふぇｯ!?………

優斗、お兄ちゃん…///

優斗

（彼女は、顔を真っ赤にしてそう言う。なんだこいつ、可愛すぎるだろ
…しかし、これはダメだ。
この呼び方は…意識してしまう。）

優斗

…分かった分かった。
呼び方は『さん』でいいよ。

光

は、はい…///
で、今日もお仕事だよね？

優斗

まぁな、俺たち社会人に仕事休みは土、日以外には基本ねぇし

光

…それじゃあ、はい。

優斗

（そういうと、光は何かを僕に渡してきた。）

優斗

なんだ？これ…

光

その…これ、お弁当…。

優斗

！？！？！？

優斗

（こんな青春イベント、俺が経験するとは思わなかった…）

優斗

（年下の女の子から、お弁当をもらう……くっそ、もっと若ければなぁ。）

優斗

ありがとう。有難く頂くよ

光

う、うん。なんか
残念そうだけど大丈夫？

優斗

（この子はほんとに俺をよく見てるなぁ。観察眼が鋭い…っていうのか？）

優斗

だいじょーぶだよ。
さぁて。行ってこようかな

光

うん、行ってらっしゃい！
（にぱっ！と笑うとエプロンをつけたまま手を振る）

優斗

（お前は嫁か。と思わずに居られなかった。）

優斗

…（パソコンをカタカタと打ってる）

和也

よー、優斗。

優斗

和也…か
（彼は北雨和也/ｷﾀｻﾒｶｽﾞﾔ）

和也

なぁ、飯食おうぜ！
どうせ持ってねぇんだろ？

優斗

いや…すまねぇ。
俺は今日持ってきてて…

和也

…まさか、リア充になったのか？

和也

…答えてくれ、優斗。

優斗

違う！
ただ、その…そう！
妹が作ってくれてな！

和也

ふ〜ん。お前妹なんていんだ？

優斗

そうそう、あはは…
（僕は、苦笑いしながら弁当の中を開けると驚愕した）

優斗

…なんだこの…
すっげぇ豪華な弁当！？
（小さなハンバーグ、からあげ、天ぷらなどが沢山入っていて、豪華だった）

優斗

…これが食べれるのか
（橋でとると口の中に入れて頬張ると）

優斗

ん…んめぇな…メールしとくべき…か？
いや、この時間は高校だし、やめとくか？

優斗

（そうして、LINEを開くかを悩んでいると）

優斗

…よし。（LINEを開くと）

優斗

光か。お弁当、美味しかったよ
ありがとな。豪華だったな

光

そう？それなら良かった…
まぁ、ちょっと力を入れすぎてね

優斗

そ、そうか？
一つ一つが
手作りでめちゃめちゃ凝ってたが…
どんだけ力入れたんだよ

光

いーでしょ？別に。
そろそろ次の時間だし、それじゃあね。

優斗

んん…（パソコンをカタカタと叩いていると、疲れ切っていてどさ、と座り込むと）
はぁぁぁ…。いててて…体つっちまった…（欠伸をして、時間を見ると）

優斗

んな！？もう21:30かよ！？

優斗

（荷物を持つと、タイムカードを切って走って帰るのだった）

和也

おい！？置いてくなよ！！！せっかくだしあいつんちで飲みたかったが
まーいいか。

優斗

すまん！また今度！

優斗

はぁ、はぁ、はぁ。

優斗

（彼女には、8時には帰ると。
そう言ってしまった。
拗ねてなければいいんだが…）

優斗

（そう思うと、近くにケーキ屋があった。僕はそこに立ち寄りショートケーキを買う。この前甘いものを食べていたので恐らく好きなのだろう）

優斗

さて、急がねぇとな
（ケーキが崩れないように
少し走る）

優斗

た、ただいま？
（帰ってきても、彼女が
声をかけてくれる様子はない）

優斗

（よく見ても、靴はある。家に入るはず…とりあえずお風呂入るか。）

優斗

（そして、消えた風呂の電気をつけて僕はお風呂の中に入ると）

光

ふぇ？

優斗

へ？

光

え…え？

優斗

（体を洗っている彼女と遭遇してしまう。あまりの困惑で、僕は彼女と
目を合わせたまま、固まってしまう。…早く目を閉じなければ行けないのに、彼女の泡が零れて肌が見えていく）

光

…えっと、その…ぉ///
…貴方が、一緒に入りたいなら…
いいよ…？///

優斗

ちがう！まて！誤解だ！！！
ていうか、そこで許容するな！

光

ふぇ？だってこういうのが
男の人は好きだって…

優斗

（彼女は僕の方を全身で振り返ってみる）

優斗

ば、ばか！///
前を隠せ前を！！！

光

ふぇ？（自分の体を見ると、泡が落ち肌が見えてることに気づくと）

光

にゃああぁあぁあ！？！？
（顔が真っ赤になり、高速でドアを閉めた）

優斗

（さて、どうしたものかと…考えながらとりあえず脱衣所から出た）

優斗

そのぉ、あの…すまん。

光

いいよ、別に…優斗くんなら。
住まわせてくれてんだし…
その、望んでるなら今ここで脱いでも…

優斗

ば、ばか！///
そんなこと望まねーよ！

光

ふふ、ふふふ…優斗くんって、
なんか年上なのに可愛いよね…。
（優斗の頭を撫でる）

優斗

…そんなことねーよ。
ほら、もう寝るぞ。

光

うん！

優斗

（そういうと俺らは部屋の電気を消して、ベットの電気を消すのだった）

光

（…………）

光

わたしが…今思ってること…

光

言える、わけが無い。

光

…ちょっと、優斗くんが気になってるなんて…///

光

初めはお兄ちゃんに似てるからと思ったけど、運命の出会いだったのかな…？（後ろから優斗を抱きしめると、その温もりで安心しながら
眠りにつくのであった）

光

どうか…この思いが、

光

実ります…

光

ように。

光

（そう、切なげな声で。）

光

（切実に願う…そんな声で。）

光

（私は、私は）

光

（願うのであった）

光

えっち…

光

（そういうと、寝ている声がうるせぇよと言ったように聞こえた）

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彗風／ｽｲﾌｳ

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