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春花
春花
母
母
春花
母
母
春花
時はさかのぼること5年…
春花
春花
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私は夜、外で1人で遊んでいた。
その頃はまだ5歳、夜に1人で出歩ける年じゃなかった。
春花
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春花
春花
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春花
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春花
その頃は小さくて、記憶も曖昧になってきている。
その奴とどんな会話を交わしたのか。それは詳しく覚えていない。
でも、少なくともあの奴が私をこんな目にあわせているのだと、
それだけは分かる。
母
母
春花
春花
母
今日は土曜日。
外は晴れている。
絶好の散歩日和だ。
春花
どうして私がこんなにも外に出る事を拒否するのかと言うと…
外にはゴーストがいるから。
春花
ゴーストとは スバリ幽霊の事
幽霊なんか居ない。そう思う人も居るだろう。
でも、それは見えない人も居るから。
ハロウィンと言えば、可愛い幽霊が定番のように感じるだろう。
でも、それは子供騙しなんじゃないか。
だって、今外にうじゃうじゃ居るのは…
顔が溶けかかっている人。
歯が剥き出しな人。
全く可愛くない。ホラー映画に出てきそうな奴ばかり。
私はホラーが大の苦手。
だから、ハロウィンになると外には出ない事にしている。
母
母
母
春花
母
母
母
母
母
春花
春花
母
春花
母
母
母
春花
春花
春花は、常に友達と外で元気に遊んでる。そんな子なのだ。
春花
春花
春花
春花
春花
春花
春花
春花
春花
春花
春花の家の周りにもゴーストが沢山居た。
春花
春花
春花
春花
母
春花
母
母
母
春花
母
春花
春花
春花
春花
春花
春花
警察
春花
警察
春花
警察
春花
警察
警察
母
春花
母
母
春花
春花
春花
母
春花
春花
春花
私にはゴーストの群れの中に飛び出す勇気は無かった。
春花
私はいつの間にか寝ていたようだ。
春花
まだ外は雪が積もっていた。
だが、私は構わず駅へ走った。
2日後
春花
母
母
私が、ハロウィンの日外に飛び出して駅に向かっていたら
死んでいたかもしれない。
吹雪のせいで、河合行きの路線が埋まり、中に乗っていた乗客は全員亡くなったという。
春花
春花
母
春花
私を助けてくれたのは…
ゴースト
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春花
母
母
それからハロウィンになってもゴースト達は現れてくれませんでした。
あの人は誰だったのかそれは今でも分からない。
だが、今私はあの人に心から感謝しています。