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桜の舞い散る4月
長い長い入学式が終わり、顔も名前も知らないクラスメートとこれから過ごしていく1ー3の教室へ帰っていく
小学校からの友達なのか意気揚々と騒いでいる男子の集団のひとりが
男子
教卓の方を指し、呟くように言った
男子
??
??
甲高い声が教室中に響き渡る
??
??
??
男子
男子
??
??
男子
男子
??
??
男子
男子
男子
男子
??
掛け声と同時に黒板が渦をまくように歪み
驚くまもなく周りも歪み始めた
自分の体も渦を巻き捻じ込まれるかのように体がだんだん小さくなっていく
腹から胸へ、太ももへ、足へ、顔へ、
やがて体は、教室と共に潰され、消えていった。
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