私達の家族は異常だった
夢(幼少期)
お母さん!
夢(幼少期)
聞いて!今日ね!
母
どうしたの?
父
少し落ち着きなさい
夢(幼少期)
はーい
父
それで、どうしたんだい
夢(幼少期)
今日ね、クラスの子たちと鬼ごっこしたの!
母
あら、よかったじゃない
夢妹(幼少期)
お、お母さん
母
ん?どうしたの?
夢妹(幼少期)
わ、私も、学校行きたい、
母
あなたは、いかなくていいのよ
父
そうだぞ、行くのは夢だけでいいんだ
夢妹(幼少期)
うん、分かった
夢(幼少期)
(どうして、夢妹は学校に行ったらダメなんだろう?)
なぜか、私だけ外出することを許され、夢妹は、外に出ることすら許されていなかった
夢(幼少期)
(私は、夢妹と外で遊んでみたいなぁ)
夢(幼少期)
ねぇお母さん
母
なぁに?
夢(幼少期)
どうして夢妹は外に出てはいけないの?
母
だって、穢れを知ってはいけないでしょう?
夢(幼少期)
?どういうこと?
父
いつか分かるさ
夢(幼少期)
ふーん
成長するにつれ、私は気づいてしまった
優衣
ねぇねぇ!聞いて!
夢(中学生)
どうしたの?
優衣
今年で妹が、小学校に入学するの!
夢(中学生)
へぇ、そうなんだ
夢(中学生)
(やっぱり、おかしいのは家の方なんだな)
夢(中学生)
お母さん!
母
どうしたのよ
夢(中学生)
やっぱりおかしいよ!
夢(中学生)
どうして、夢妹は外に出ることすらしてはいけないの?
母
別にいいでしょう?あの子の勉強自体は進んでいるわ
夢(中学生)
だからって_____
母
うるさいわね!!
夢(中学生)
!?!?
母
そんなにおかしいと思うなら出て行きなさい!
夢(中学生)
、、、
母
さっさと出て行きなさい!
夢(中学生)
、、、はい
夢妹(中学生)
え、お姉ちゃん、?
夢(中学生)
、、ごめん
その後施設に入って何年か経った後夢妹と再会した