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いりす
体育祭当日の朝。 校庭には色とりどりの応援旗が揺れていて、 スピーカーからは大きな音が流れていた。
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らいとはハチマキを結びながら空を見上げる
快晴。 絶対に焼ける天気だった。
すると後ろから、ひんやりしたペットボトルが頬に当たる。
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振り返ると、ロゼが笑っていた
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らいとは楽しそうに肩を揺らす。
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らいとは今日、クラス対抗リレーのアンカーだった。
みんな期待している。 だからこそ失敗したくなかった。
開会式が終わり、競技が始まる。
玉入れ、大縄、障害物競走。 クラスメイトたちは全力で盛り上がっていた。
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応援の声が飛ぶたび、胸がそわそわする。
そして午後。 ついにリレーの時間がきた。
トラックの周りにはたくさんの生徒。
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らいとが小さく呟くと、隣でロゼが笑う。
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するとロゼが少しだけ真面目な顔になる。
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その言葉にらいとは目を輝かせる
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スタートの合図がなる。
リレーはどんどん進み、ついにアンカーへバトンが渡る。
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歓声が響く。
らいとは全力で地面を蹴った。
風が耳元を通り抜ける。 心臓の音がうるさいくらい響く。
前との差は少し。
でも、応援の声が背中を押してくれる。
ゴール直前。 最後の力で前へ飛び込んだ。
ーー結果は、僅差の二位。
グラウンドで倒れ込むらいとのところに、ロゼが駆け寄ってくる。
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悔しくて笑えないらいとに、ロゼは水を渡しながら言う。
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その言葉に、らいとは少し照れながら笑った。
夕方。 体育祭が終わった校庭は、オレンジ色に染まっていた。
クラスみんなで撮った集合写真の隅には、 笑い合うロゼとらいとの姿がしっかり写っていた。