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嫌いな先輩

第143話 - 僕だけのピクシー

212

2023年01月30日

#魔入間

#魔入りました！入間くん

#女主

#アミィ・キリヲ

#キリヲ

猫菜

○○

……ﾀﾋぬ…

○○

スタート………ﾊﾊｯ……

○○

(バレたァァァァァ！！！)

○○

(待て、バラムセンセーの時確か、小さいだけって言い逃れたよな。)

○○

(……ワンチャンいける？)

○○

(いってみるか……)

○○

俺の羽根は小さいから服越しじゃ、わかんねーんだよ。

○○

(ルキナ！早く起きろ！ちょっ、マジで起きて！緊急事態！！寝てる暇じゃねぇから！！)

アミィ・キリヲ

ふーん……

アミィ・キリヲ

ホンマに？

○○

マジマジ。

○○

(俺のポーカーフェイスにも限界があるんだからな？！マジ早く起きろ！！)

アミィ・キリヲ

ほな、キスした時に牙がなかったんは、また同じ理由なんか？

○○

(・・;)ｷﾞｸ…

○○

…それは…先輩の勘違いだろ……

○○

(ルキナーッ！！！)

アミィ・キリヲ

勘違い？

○○

そーそー。先輩がただ、気づかなかっただけで…

アミィ・キリヲ

……なら…

アミィ・キリヲ

もう1回したらわかるな。

○○

は…？

アミィ・キリヲ

ああ、でも、噛んだ方が跡もつくし、早いか。

○○

いや、何言って…

○○

(こいつ、目がマジだ…！！)

○○

ちょっ、先輩？！ほんとにやる気なのか？！いや、こっちはめっちゃ嫌だから！！

○○

やるなら蹴るぞ？！

アミィ・キリヲ

やってみぃや。できんと思うけどな。

○○

(　˙-˙ꐦ)ｶﾁﾝ

○○

そこっ、までっ、弱くねーよ！！

ドカッ

ドサッ…

○○

(え、)

アミィ・キリヲ

_:(´ཫ`」 ∠):_ｺﾞﾌｯ…

○○

は、ちょっ、なんっ、先輩？！

タッ

○○

先輩？！先輩！

○○

な、なんでいつもみてぇにバリアしねぇんだよ！

○○

いや、蹴った俺も悪いけどさ！それに関してはマジごめん！！

○○

え、どうしよう…というか、先輩…

○○

ほんっと、バカなんじゃ…

ガシッ

○○

？！

アミィ・キリヲ

バカなんは、君の方やで。○○ちゃん。

○○

なっ…！！

ガリッ

○○

っ…

アミィ・キリヲ

この血の味…

アミィ・キリヲ

やっぱり○○ちゃんも人間なんやなぁ♡

○○

……サイッテー…

アミィ・キリヲ

おおきに。(*^^*)

○○

褒めてねぇし！バーカ！！

アミィ・キリヲ

せやから、バカなんは君の方やって。油断して、人間やってバレたんやから。

○○

油断なんてしてねぇし！！つーか、俺がバカなら、先輩はアホだから！！

○○

普通さ、あそこまでやる？バリアしないとかさ。あの場面だと、俺、絶対全力で蹴るからな？

○○

そこまで体張る価値なかっただろ。

アミィ・キリヲ

いやいや、なかったらあそこまでやらんよ。

アミィ・キリヲ

○○ちゃんのキックめちゃくちゃ痛いし。

○○

え、じゃあ、なんか先輩にメリットがあったのか？

アミィ・キリヲ

もちろんあったで。

○○

……！まさか…くだらない事じゃないよな…？

アミィ・キリヲ

僕にとってはくだらなくないよ。

○○

ってことは、俺にとってはくだらないと？

アミィ・キリヲ

そうかもしれへんなぁ。

○○

(えー……なんだろ…やっぱ、絶望？)

アミィ・キリヲ

僕はな、○○ちゃんの……

アミィ・キリヲ

パニクっとった顔が見たかったんよ。もちろん僕のためだけにな。

○○

あーね、パニクったね…そーだよな、そーだと思……

○○

……

○○

？？パニクった？？

アミィ・キリヲ

ああ、あと、人間かどうか確認するためやな。

アミィ・キリヲ

あのままだと、噛ませてくれんかったやろし。

○○

…それはまぁ、どうでもいいや。

○○

ええ…？あの先輩が、パニクった顔が見たかったと言っている…

○○

……ふむ。

○○

これは緊急事態だな。今すぐ病院で診てもらおう。頭を打ったのかもしれない。

アミィ・キリヲ

そんなにおかしいんか？好きな人に心配してもらいたいっていうだけなんに。

○○

……

○○

誰に教えてもらった？

アミィ・キリヲ

兄さん。

○○

余計なことしてくれるな、その人。

アミィ・キリヲ

言っとくわ。

○○

言うんじゃねぇ。

アミィ・キリヲ

嘘やって。

アミィ・キリヲ

兄さんでも、○○ちゃんのことは最低限のことしか伝えとらんし。

○○

んで、その人になんて言われたんだ。

アミィ・キリヲ

「好きな人に心配されたら、お前も少しは喜ぶのか？」みたいなこと言われたわ。

○○

へー。

○○

んで、どうだったわけ。

アミィ・キリヲ

……え、

○○

「え、」じゃねーよ。

○○

どうだったかって聞いてんの。

アミィ・キリヲ

そりゃ、まぁ、嬉しかった…はずやけど…

○○

そ。

アミィ・キリヲ

○○ちゃんが僕のことを聞くなんて…

アミィ・キリヲ

もしかして、そろそろ僕のこと好きになってくれたん？

○○

は？んなわけn

？？？

キリヲ様。

ﾊﾞｯ

○○

？！

○○

ちょっ…！

アミィ・キリヲ

ｼｰ…

？？？

？キリヲ様。

アミィ・キリヲ

ん？どないしたん？トトくん。

？？？

長居をしてしまいますと、バビルスの犬に嗅ぎつけられてしまいます。

？？？

そろそろお戻りに。

アミィ・キリヲ

……

アミィ・キリヲ

そうやね。

アミィ・キリヲ

でも、あと少しだけやることがあるから、先行っといてくれるか？

？？？

承知しました。では、失礼します。

アミィ・キリヲ

うん。

アミィ・キリヲ

…行ったな。

アミィ・キリヲ

ごめんな、○○ちゃん。そろそろ帰らなあかんのや。

アミィ・キリヲ

今度会ったら、この話の続きしよな。

○○

は？

アミィ・キリヲ

ほなね。

○○

あっ！ちょっ、待て！！

○○

〜〜〜〜ッ！

○○

なんッなんだよ！アイツ！！

アミィ・キリヲ

乙にゃんฅ•ω•ฅ

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