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〜とある空間〜
坂本莉那
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坂本莉那
現実世界には早々ない空間、空は青い空。 これを見てみる限り、これは恐らく莉那が見ている夢。 神様らしき人物がどこからともなくスッと現れた。
神様
坂本莉那
神様が現れると莉那は当然驚き… 困惑しつつ挨拶した。
神様
坂本莉那
神様
坂本莉那
神様
神様
坂本莉那
( 助けて家に招いた事を告げると、 ‘‘ それはよかった ’’ と言われさらに困惑する莉那… 神様も告げられた事が穴で見た通りで1人納得する )
神様
( ※こっち= あの世 です )
坂本莉那
エースが命を落とした時の年齢が【20歳】とあまりに若すぎる年齢であったため、 神様も驚いていたようで… もう一度幸せになってほしいと願ったことから、莉那の元へと舞い降りてきたと語る。
神様
坂本莉那
坂本莉那
神様
坂本莉那
神様はエースが有名マンガ【ONE PIECE】に出てくる物語上の人間だと見抜くとともに、そのONE PIECEに関する記憶を全て消し去りエースも人間界で生活してもおかしくないようにしておいたと間髪入れずに告げてくる。 莉那はお礼を言うべきなのか? 否なのか?と悩みながらもそう言った。
〜とある空間〜
神様
坂本莉那
神様は天国と地獄のはざまのような場にあるあの穴で、 エースがいた異世界も見ていたようで 現実世界だけでなく異世界にも割と詳しいのだと語る。
神様
坂本莉那
神様
( エースの故郷での活躍を振り返りつつ、 思っていた事を莉那にポツポツと話す )
☆
神様
坂本莉那
神様
神様が改めてエースの事を莉那に託すと、 ちょっと驚きつつも元気に返事をかえしたことから ようやく安心したような表情を見せた。
☆
神様
坂本莉那
坂本莉那
エースは頂上戦争で命を落としたことから もう二度と故郷である異世界・ONE PIECEの世界へは帰れない、 つまりエースはこの先からずっと莉那が暮らす現実世界に残るということ… 彼女にとって、波乱の日々になりそうだ。
〜またまたとある空間〜
You Side
??
坂本莉那
今度は誰…??女の人? なんか次々と話しかけられるなぁ…
☆
坂本莉那
ポートガス・D・ルージュ
坂本莉那
この綺麗な女の人の名前は ポートガス・D・ルージュさんといって、 なんと私が愛してやまない最推しであるエースのお母さんだった。 確かルージュさんって… マリンフォード編の回想に出てた…!
ポートガス・D・ルージュ
ルージュさん、しっかりしてるんだな… エースがしっかりしてるのも納得だ。 ……しかも私はまだ名前を名乗っていない。
坂本莉那
( 両手を出しブンブン振ってその気持ちをあらわす )
☆
坂本莉那
ポートガス・D・ルージュ
ポートガス・D・ルージュ
私も名乗るとルージュさんは続けざまに話してきた。 そうだ… 回想を見た感じ、ルージュさんは20ヶ月もの長い期間をかけてエースを身ごもり、産んだと同時に亡くなられたんだ。 大切な息子であるエースを心配するのも無理はない。
坂本莉那
ポートガス・D・ルージュ
ルージュさんは一通り話すと、 そのまま「これからエースに会いにいく」と言い、その日は別れた。
〜エースが寝ている部屋〜
Rouge Side
私はポートガス・D・ルージュ、エースの母だ。 連絡をもらってから息子がお邪魔している家の家主の子… 坂本莉那ちゃんに会いに行き、少し挨拶をすることができた。 今は息子の顔をひと目見たく… 1人で下界にいる息子の元へと降りてきている。
ポートガス・D・ルージュ
ポートガス・D・エース
息子は大爆睡、と言っていい状態で 人さまの家にも関わらず大きなイビキをかき気持ちよさそうに寝ている。
ポートガス・D・ルージュ
☆
ポートガス・D・エース
ポートガス・D・ルージュ
見入っていたら… 息子がうめき声をあげた。 起こしてしまったかしら。
ポートガス・D・エース
ポートガス・D・エース
ポートガス・D・ルージュ
息子は起きる様子もなく寝言を言った。 今の言葉から汲み取るに、息子の兄弟の方だろう。
☆
ポートガス・D・エース
ポートガス・D・ルージュ
確か… エースは白ひげ海賊団についていた。 そこで四皇と謳われたエドワード・ニューゲートを父親代わりとし、慕っていた。 息子が言っているのは、その人…???
☆
ポートガス・D・エース
ポートガス・D・エース
ポートガス・D・ルージュ
ご兄弟、白ひげ、ときて… もちろん寝言だが息子は私の事をおずおずと呼んだ。 嬉しくない訳なく、私は寝ている息子の元に近づく。
ポートガス・D・ルージュ
ポートガス・D・エース
ポートガス・D・エース
ポートガス・D・ルージュ
息子の口から確かに聞いた。 ‘‘ お袋が好き ’’ と… エースは大きくなってから私を ‘‘ お袋 ’’ と呼んでいること、まだ想ってもらえていたこと。色々混ざり合い、涙が溢れた。 もう下界では夜明けが近く少ししか話せないが、息子と話がしたい。
〜とある空間〜
そのまま私は息子の夢に入り込む。 そこでのエースは起きていて、ここはどこなのだろうかといった雰囲気でキョロキョロしていた。
ポートガス・D・エース
キョロキョロ キョロキョロ ( わけがわからないといった感じでキョロキョロするエース )
近づくなら今だ… そう思い、息子の元へ。
☆
ポートガス・D・ルージュ
ポートガス・D・エース
おそらく見覚えが無いんだろうか、 エースはちょっと警戒している。
ポートガス・D・ルージュ
ポートガス・D・エース
……すると彼は私をじっ… と見てきた。 少しずつ判別してくれた…?のかしら。
☆
ポートガス・D・ルージュ
ポートガス・D・エース
ポートガス・D・エース
返事が無く、じっと見続けていたから声をかけると、 彼の顔はだんだんと驚きの色に変わっていく。
ポートガス・D・エース
覚えていて、くれた。 覚えていてくれた… 息子が、 嬉しい。涙が溢れて止まらない。
☆
ポートガス・D・ルージュ
ぎゅうっ
嬉しくて嬉しくて… 私は見違えるほど大きく、そして男らしくなった息子の逞しい胸板に抱きつくと、 息子は余裕そうに受け止めてきた。
ポートガス・D・エース
ポートガス・D・ルージュ
息子と再会したかと思えば、彼は唐突に「ありがとう」と言った。いったい何に対して…?
ポートガス・D・エース
ポートガス・D・ルージュ
ポートガス・D・エース
( エース、照れくさそうに笑う )
〜とある空間〜
ポートガス・D・ルージュ
ポートガス・D・エース
息子の顔をきちんと見るのはあかちゃんの時、エースが生まれたその日以来。 彼によく似た黒髪、おそらく私譲りのそばかす。私はもっと息子に触れたくて、ほっぺの部分に手を置く。
ぷにぷに むにむに
ポートガス・D・エース
息子はくすぐったいと言いつつ、 満更でも無さそうに笑っている。 ああ… これが親子の時間… か。生きている時にも味わってみたかったな。
ポートガス・D・ルージュ
ポートガス・D・エース
ポートガス・D・エース
スッ ふわっ
ポートガス・D・ルージュ
すると息子がクスッと笑ったかと思えばそのまま私を軽々持ち上げた。
ポートガス・D・エース
ポートガス・D・ルージュ
久しぶりに会ったかと思えばお姫様扱い、 私は母親なのに、と思いつつ若干照れくさい。
ポートガス・D・エース
ポートガス・D・ルージュ
( ※エースが今いる場所… 現実世界 のことです )
ポートガス・D・エース
ポートガス・D・ルージュ
息子は感謝の気持ちを押し通してきて、 私も根負けしありがたく… その気持ちを受け取った。
〜とある空間〜
……す
ルージュ・エース
……ぇ、す… えーす…
ポートガス・D・ルージュ
エース、エース、起きて…
しばらく話した頃だろうか… エースが今いる所の方から声がした。
エース… 早く起きて… 準備しないと撮影遅れちゃう… 行くんでしょ…?
ポートガス・D・エース
ここには時計が無く、それを知らないエースは焦りながらキョロキョロしている。 そして今の時刻は早朝5時40分。 しまった、息子との再会が嬉しくて思いのほか話しすぎていた。息子は今日、莉那ちゃんの撮影についていくと話し合っていたのを見たんだった… という事は今の声は莉那ちゃん。 時間的に、息子を起こしに来たのか。 そろそろここでお別れしなければ。
☆
ポートガス・D・ルージュ
ポートガス・D・エース
ポートガス・D・ルージュ
キラン…✨
息子は起床するためその空間からいなくなってしまい、幽霊である事からもう下界に降りる事のできない私が1人取り残された。 エース… 少し見ないうちに、 とても優しく立派な男性に育っていた。 背丈も私が見るに推定170cm台後半〜180cm台と非常に高くなり、彼… ロジャーには遠く及ばないものの私を軽々追い越していた。
ポートガス・D・ルージュ
息子はもう行ってしまったけれど、 私はあともう少しここにいようかしら。 1人で息子を思うのも、悪くない。
___________________ 最初ノベルで書いてましたが… 表情とか分かりやすくしたくて、 ちょっと形式変えてみました:;(∩´﹏`∩);: コメントやふぁぼなどお待ちしてます…!