/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
真っ暗闇の中、佇んでいた僕。
僕は魔法で、舞踏会の会場＿…城へと行くことにした。
魔法使い(僕)
勿論、透明な姿で。
魔法使い(僕)
そう呟きながら、愛しい君の姿を探す。
魔法使い(僕)
シンデレラを見つけたわけじゃない。
ただ、前に見たことあるなぁと思っただけだ。
魔法使い(僕)
＿＿＿＿「シンデレラ！あの美男誰よッ！」
＿＿＿＿「あ、あれは…！」
＿＿＿＿「貴方…抜け駆けね！？それとも…脅したのかしら！？」
＿＿＿＿「そんな…！脅しなどしておりません！」
＿＿＿＿「…シンデレラのくせして、生意気な。今日は夕飯なしよ。」
＿＿＿＿「…」
＿＿＿＿「お風呂も入れさせないわ。今日は仕事だけしてちょうだい。」
＿＿＿＿「…畏まりました。」
魔法使い(僕)
確かあの後、僕の魔法で体を温めてあげた。
もちろん、体もベタベタしちゃうし、体も綺麗に洗った。
魔法使い(僕)
コツコツ…
魔法使い(僕)
魔法使い(僕)
シンデレラ
王子様
魔法使い(僕)
さぁ、王子。
魔法使い(僕)
僕の分まで…存分にシンデレラを愛してあげて。
…いや。
魔法使い(僕)
まだ、愛していたいよ、僕も。
まだ待って。
王子様
魔法使い(僕)
王子はシンデレラの後を追っていく。
…なぁ、シンデレラ。
僕の片想いでいいからさ、せめて＿＿＿＿
せめて、僕を思い出して＿＿＿＿？
魔法使い(僕)
僕は王子とシンデレラが踊っているところを静かに空から見つめていた。
…時計が、少しずつ、刻々と動いていく。
0時まで、あと30秒。
シンデレラ
29
王子様
28
シンデレラ
27
王子様
26
魔法使い(僕)
25
シンデレラ
24
魔法使い(僕)
23
王子様
22
魔法使い(僕)
21
シンデレラ
20
魔法使い(僕)
19
王子様
18
シンデレラ
17
魔法使い(僕)
16
王子様
15
魔法使い(僕)
14
シンデレラ
13
魔法使い(僕)
12
王子様
11
魔法使い(僕)
10
シンデレラ
9
魔法使い(僕)
8
魔法使い(僕)
7
シンデレラ
6
5
4
鼠
3
2
1
シンデレラ
0
魔法使い(僕)
所詮は魔法。
一生続く魔法なんてないんだ。
魔法使い(僕)
“片想い”っていう魔法は
何故一生続くのだろうか＿＿＿＿。
魔法使い(僕)
そんなの、とっくの前から知ってるんだ。
シンデレラ
シンデレラ
魔法使い(僕)
シンデレラ
魔法使い(僕)
どうして君は僕をこんなに期待させるの＿＿＿＿？
コメント
11件
ぐさぁぁぁああああっっ！！！！()
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ